デイヴィッド・コパフィールド

デイヴィッド・コパフィールド・上あぽろん社刊 チャールズ・ディケンズ著/田辺洋子訳

本訳書『デイヴィッド・コパフィールド』はクラレンドン版Charles Dickens, David Copperfield ed. Nina Burgis (1981) を原典とする。原作は1859年5月から翌11月まで月刊分冊方式で刊行され、正式名は『デイヴィッド・コパフィールド二世の来歴と体験』。

[上巻]A5判・576頁・ISBN4-87041-554-2 2006年7月20日発行

特別価格 本体3,000円+税

月刊号数 献辞
初版本(1850)序文
チャールズ・ディケンズ版(1867)序文
主要登場人物 
第一章   ぼくは生まれる
第二章   ぼくは観る
第三章   ぼくは羽を伸ばす
第四章   ぼくは面目丸つぶれになる
第五章   ぼくはツマ弾きの目に会う
第六章   ぼくはカオが広くなる
第七章   ぼくの『セーレム・ハウス』での「初学期」
第八章   ぼくの休日。わけてもとある幸せな昼下がり
第九章   ぼくは忘れ難き誕生日を迎える
第十章   ぼくは冷や飯を食わされるも、食い扶持をあてがわれる
第十一章  ぼくは自前で世の中渡り始めるも、そいつが気に入らない
第十二章  ぼくはやっぱり自前で世の中渡るやり口が気に入らず、伸るか反るか、大いなるホゾを固める
第十三章  ぼくの固めたホゾの行方
第十四章  伯母はぼくがらみでハラを括る
第十五章  ぼくは新たな緒に就く
第十六章  ぼくは一つならざる意味において『新入り』となる
第十七章  誰かさんがひょっこりお出ましになる
第十八章  回顧
第十九章  ぼくはグルリを見回し、さる発見をする
第二十章  スティアフォースの家
第二十一章 ちっこいエムリ
第二十二章 所変わらねど、品変わる
第二十三章 ぼくはディックさんの肩を持ち、さるクチにありつく
第二十四章 ぼくの仰けの放蕩
第二十五章 守護天使と疫病神
第二十六章 ぼくは恋の虜となる
第二十七章 トミー・トラドルズ
10 第二十八章 ミコーバーさんの籠手
第二十九章 ぼくはまたもやスティアフォースの家を訪う
第三十章  喪失
第三十一章 より大いなる喪失
  訳注
地図

[下巻]A5判・562頁・ISBN4-87041-555-0 2006年8月20日発行

特別価格 本体3,000円+税

月刊号数 主要登場人物
11 第三十二章 長き旅路の始まり
第三十三章 至福
第三十四章 伯母はぼくに一泡吹かす
12 第三十五章 意気消沈 
第三十六章 意気軒昂
第三十七章 ささいな冷や水
13 第三十八章 相棒関係の幕切れ
第三十九章 『ウィックフィールド・アンド・ヒープ法律事務所』
第四十章  流離人
14 第四十一章 ドーラの伯母姉妹
第四十二章 腹に一物
第四十三章 回顧、再び
15 第四十四章 ぼく達の所帯
第四十五章 ディックさん、伯母の八卦を地で行く
第四十六章 消息
16 第四十七章 マーサ
第四十八章 徒然
第四十九章 ぼくはキツネにつままれる
第五十章  ペゴティーさんの夢、叶う
17 第五十一章 より長き旅路の始まり
第五十二章 ぼくはスッパ抜きに立ち会う
第五十三章 回顧、三度
18 第五十四章 ミコーバーさんの手続き
第五十五章 嵐 
第五十六章 古傷と生傷
第五十七章 移民
19-20 第五十八章 渡欧
第五十九章 帰国
第六十章  アグネス
第六十一章 ぼくは妙ちきりんな二人の懺悔人に引き合わされる
第六十二章 ぼくの行く手に光明が射す
第六十三章 客
第六十四章 最後の回顧
  訳注
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付録:エヴリマン・ディケンズ版序説抄訳
解説:「作家としてのミコーバーさん」
訳者あとがき
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