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幕末維新期漢学塾の研究 

編者
幕末維新期漢学塾研究会・生馬寛信 
シリーズ
 
助成
02年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
794 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
2003年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-739-4/ISBN4-87440-739-0 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本 教育〈教育史〉
 
内容
幕末維新期における漢学塾の教育活動と教育形態の実態を多面的に、具体的事例をふまえながら実証、解明する。研究会メンバー18名による共著。
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はじめに/生馬寛信
序  論 本書の研究課題と概要/生馬寛信

       第一部 漢学塾教育の特質

 第一章 幕末維新期における漢学塾――漢学者の教育活動――/神辺靖光
 第二章 明治前期「漢学塾」の基本的性格/入江 宏
 第三章 官学への転換期における林家塾昌平庚の実態――関係史料についての一考察――/橋本昭彦
 第四章 洋学学習と漢学教養――幕末維新期の学問動向のなかで――/蔵原三雪
 第五章 金沢における西洋流砲術の導入と壮猶館――洋学の受容と伝統の対応の一事例――/蔵原清人
 第六章 漢学私塾と寺子屋の区別化をめぐって――山口県『教育沿革史草稿』による実態比較――/生馬寛信

       第二部 江戸・東京、京都、大坂の漢学塾

 第一章 江戸の漢学者とその塾/関山邦宏
 第二章 幕末江戸の漢学塾/名倉英三郎
 第三章 明治初年の東京府の漢学塾――「明治五年・開業願書」を中心に――/神辺靖光
 第四章 明治一〇年代の東京府の漢学塾――「明治一六年・東京府管内私立諸学校表」を中心に――/神辺靖光
 第五章 幕末の京儒と漢学塾/竹下喜久男
 第六章 幕末期の懐徳堂とその廃絶について/山中浩之

       第三部 城下及び郷村の漢学塾

 第一章 漢学私塾自南学舎考――郷村私塾の一例――/吉岡 栄
 第二章 埼玉県域における幕末維新期の漢学塾/川本亨二
 第三章 在村知識人の学問と私塾――新潟県柏崎、藍澤南城の事例――/川村 肇
 第四章 漢学塾の普及と地域学習環境の形成/高木靖文
 第五章 在村学芸結社の形成と展開――白鴎吟社から立教館へ――/山中浩之
 第六章 観善舎とその門弟の動向/竹下喜久男
 第七章 幕末維新期美作の漢学塾――休嫌学舎と知本館――/安部崇慶
 第八章 山田方谷と備中の漢学塾――長瀬塾と小阪部塾――/安部崇慶
 第九章 明治前期山口県玖珂郡の漢学塾――玖珂郡の教育環境と東沢瀉塾――生馬寛信
 第一〇章 『継志堂由来略記』考/新谷恭明
 第一一章 唐津藩庄屋の学習と教養形式――峯平蔵日記の分析を通して――/木村政伸
 第一二章 鹿児島藩における朱子学の興隆と学派の動向/井原政純
 第一三章 鹿児島薩摩地方にみる漢学学習の「場」の基礎的研究――塾の形態と共立・共同体の形態を中心に――/井原政純
 第一四章 維新前後、沖永良部島における私塾状況の基礎的研究/井原政純

あとがき
文部省科学研究費補助金基盤研究(A)(1)報告書
 『幕末維新期における漢学塾の総合的研究123』目次
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