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コンピュータが支援する日本語の学習と教育 日本語CALL教材・システムの開発と利用
- 水町伊佐男
- A5
- 360
- 3,080円 (本体2,800円 )
- 2006年10月10日
- ISBN978-4-87440-951-0/ISBN4-87440-951-2
- C3037
- 日本語教育
- 現代の情報化社会における日本語教育の背景から、日本語CALLの開発・利用に関する実践的な事例、多面的な課題を具体的に検討。日本語CALLの全体像と方向性を捉える。
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- まえがき
第1章 日本語教育における電子メディアの利用
―学習者と教師から見た日本語CALL研究の位置づけ―
1節 電子メディア利用の教育・学習とe-Learning
2節 情報社会の中の日本語教師
3節 日本語学習者のメディア利用
4節 メディア利用に関わる研究分野
5節 本章のまとめ
第2章 コンピュータ支援による日本語の学習
―CALLに関わる用語と課題の整理―
1節 言語学習とコンピュータ利用
2節 日本語CALLの取り組み方
3節 マルチメディア日本語教材の現状
4節 日本語CALLの課題
5節 本章のまとめ
第3章 文字情報の提示機能を用いた言語学習の支援
―英語CALLからの示唆と検索機能を用いた日本語CALL―
1節 英語CALLの開発・実践からの示唆
2節 「IPAL動詞」を用いた日本語検索・表示機能の利用
3節 本章のまとめ
第4章 入力文字を限定した解答によるドリル型日本語CALL
―日本語動詞活用練習のプログラム開発―
1節 コースウェアの概要
2節 コースウェアの詳細
3節 試行と調査
4節 本章のまとめ
第5章 日本語CALLにおける解答時の文字入力方法の検討
―解答入力方式の検討と「ひらがな転記方式」の開発―
1節 ローマ字入力・ローマ字解答方式の検討
2節 日本語入力による解答方法の検討
3節 マウス方式とキーボード方式の比較
4節 本章のまとめ
第6章 解答内容の正誤判定と学習促進のためのフィードバック
―「誤字」検出機能の開発と解答支援―
1節 英語教育におけるスペリングエラーの研究
2節 スペリングエラー検出機能の有効性
3節 日本語CALLの「誤字」検出機能の有効性
4節 本章のまとめ
第7章 音声の入・出力機能を利用した日本語の指導
―音声分析装置による日本語韻律の指導―
1節 言語音声の研究と指導
2節 日本語韻律の知覚の指導
3節 日本語韻律の発話の指導
4節 本章のまとめ
第8章 日本語の学習・教育と画像・映像の利用
―日本語動詞の絵カードの作成とVOD教材の開発―
1節 ホームページで利用する日本語動詞の「絵カード」の作成
2節 ビデオ教材作成の視点
3節 VOD教材の開発と学習者の印象
4節 本章のまとめ
第9章 マルチメディア日本語CALL教材開発の検討
―「動詞の勉強」と「作成支援・学習管理」のソフト試作を通して―
1節 Visual Basicによる「動詞の勉強」の試作開発
2節 言語素材作成支援と学習管理の検討と試作
3節 本章のまとめ
第10章 高度なマルチメディア日本語CALL教材の開発と評価
―『聴解:日本の生活「アパートに住む」』(CD-ROM)―
1節 理論に基づく日本語CALL教材の開発
2節 試行クラスでの実践に基づく教材の評価
3節 本章のまとめ
第11章 ネットワーク利用の日本語CALL教材の開発
―『聴解:日本の生活「私の年中行事」』―
1節 コースウェアの概要
2節 コースウェアのデザイン
3節 タスクの内容
4節 学習支援の内容
5節 本章のまとめ
第12章 ネットワーク利用の日本語CALL教材の実践と評価
―韓国の大学での「私の年中行事」の授業利用と個別利用―
1節 システムの利用
2節 学習活動の要点
3節 授業や個別利用による実践事例
4節 CALL教材の利用に関する学習者の評価
5節 本章のまとめ
第13章 CALLコースウェアの開発と日本語教師
―「私の年中行事」の開発における教師の役割―
1節 CALL教材開発の過程と具体例
2節 言語素材の原稿の記述
3節 コンテンツ開発の意義と課題
4節 本章のまとめ
第14章 ネットワークを利用した授業の担当教師への支援
―言語素材DBの活用と同期/非同期両型の運用―
1節 教材の事前閲覧・視聴・入手・試行の支援
2節 学習履歴に基づく学習指導の支援
3節 テスト問題作成の支援
4節 テレビ会議システムによる支援
5節 電子掲示板による支援
6節 本章のまとめ
第15章 日本語CALLの開発・利用に関する総合的な考察
―ネットワーク利用の日本語教育支援モデルの提案―
1節 各章の要点
2節 総合的な考察
3節 本書のまとめ
参考文献
参考資料(URL)
あとがき