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たたら製鉄業史の研究 

著者
野原建一/09年森嘉兵衛賞B賞受賞 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
228 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2008年3月1日初版・2009年7月20日2刷 
ISBN
ISBN978-4-86327-003-9 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本 政治・経済・法律
 
内容
近世から近代にかけて発達し、日本の多くの産業を支えてきたたたら製鉄業の歴史的な発達過程を明らかにし、近代以降の基幹産業である製鉄業の歴史的意義を明らかにする。
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【品切】
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     第一部 移行過程におけるたたら製鉄業

第一章 製鉄技術の推移
 はじめに
 一、研究史上の諸論点
 二、生産技術の推移
 三、生産工程
 四、たたら製鉄業の経営
 五、近代期の技術改良
 六、小 括

第二章 たたら製鉄業の生産構造
 はじめに
 一、生産構造
 二、たたら製鉄業の衰退
 三、中国地方の諸鉄山
   1たたら経営の状況と需要の変化/2技術改良上の問題/3鉄鋼労働力の生成

第三章 移行過程の産鉄市場
 はじめに
 一、近世後期の産鉄市場
 二、幕末期の産鉄市場
 三、明治初期の産鉄市場
 むすび

     第二部 近代以降のたたら製鉄業の展開

第一章 明治前期のたたら製鉄業の危機
 はじめに
 一、たたら製鉄業の状況
 二、諸特権の解体
 三、「洋鉄」の圧迫
 四、むすびにかえて

第二章 明治中期のたたら製鉄業
 はじめに
 一、中期のたたら製鉄業
 二、外圧下の絲原家
 三、近藤家の経営

第三章 広島県備後地方の製鉄業
 はじめに
 一、備後製鉄業史をめぐって
 二、石田家文書
 三、官営広島鉱山の経営
 四、製鉄業と地域社会――結びにかえて

第四章 たたら製鉄業の史的意義
 はじめに
 一、たたら製鉄業の移行過程における評価
 二、近世のたたら製鉄業
 三、近世の産鉄市場の拡大
 四、近代のたたら製鉄業

 あとがき
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