検索結果一覧
授業への反応を通して捉える英語学習者の動機づけ
- 磯田貴道
- A5
- 340
- 4,950円 (本体4,500円 )
- 2008年11月15日
- ISBN978-4-86327-037-4
- C3082
- 英語教育
- 学習者の「授業への反応」という視点を動機づけ研究に位置づけて、データに基づいて英語学習者の動機づけを分析。学習意欲を引き出す方策についての基盤を研究する。
渓水社で購入する | |
---|---|
オンライン書店で購入 |
- まえがき
第一部 研究の目的と理論的背景
第1章 序論
1.1 本研究の目的
1.2. 本研究の背景と視点
1.2.1 動機づけ研究への期待
1.2.2 教師と研究のギャップ
1.2.3 「授業への反応」から見る理由
1.2.4 動機づけを研究するとは
1.2.5 分析の単位:階層という視点
1.2.6 特性と状態の水準の区別
1.2.7 本研究における分析の視点
1.3 各章の概要
第2章 理論的背景――認知的評価と動機づけ――
2.1 本章の目的
2.2 第二言語学習における動機づけ研究
2.2.1 1990年代以前:社会心理学的研究
2.2.2 1990年代以降:動機づけを捉える視点の拡大
2.2.3 特定状況下での研究の起こり
2.2.4 特定状況下での研究に共通する枠組
2.2.5 研究例
2.2.6 先行研究の限界
2.3 本研究での枠組
2.4 他分野との接点
2.4.1 Learner Beliefs研究とのつながり
2.4.2 学習方略メタ認知研究とのつながり
2.4.3 感情の研究とのつながり
2.4.4 不安WTC研究とのつながり
2.4.5 共通のプラットフォームとしての認知的評価
第3章 授業と動機づけの関係についての先行研究
3.1 本章の目的
3.2 授業に対する認知の影響
3.3 異なる教授条件間の比較
3.4 動機づけの経時的変化を追った分析
3.5 研究を概観した考察
第二部 認知的評価を中心とした動機づけプロセスの検証
第4章 動機づけのプロセスの検証
4.1 本章の目的
4.2 研究1:パス解析による検証
4.2.1 対象者と学習課題
4.2.2 データ収集
4.2.3 分析方法
4.2.4 結果
4.2.5 考察
第5章 認知的評価の検証
5.1 本章の目的
5.2 クラスター分析の利用
5.3 研究2:認知的評価の検証(1)
5.3.1 分析方法と結果
5.3.2 考察
5.4 研究3:認知的評価の検証(2)
5.4.1 対象者,学習課題,およびデータ収集
5.4.2 分析方法
5.4.3 結果
5.4.4 考察
5.5 総合考察
第6章 学習方略使用に影響する要因
6.1 本章の目的
6.2 研究4:方略の使用頻度と有効性の認知の関係
6.2.1 目的
6.2.2 対象者と授業
6.2.3 明示的な文法学習の役割
6.2.4 質問紙の作成
6.2.5 質問紙の実施
6.2.6 分析方法
6.2.7 結果
6.2.8 考察
6.3 研究5:方略を使用しない理由
6.3.1 目的
6.3.2 データ収集
6.3.3 自由記述の分類方法と結果
6.3.4 考察
6.4 総合考察
第三部 授業が学習者の動機づけに与える影響
第7章 授業の何に反応するのか
7.1 本章の目的
7.2 研究6:認知的評価に影響する授業の側面
7.2.1 目的
7.2.2 対象者
7.2.3 データ収集
7.2.4 分析方法
7.2.5 結果
7.2.6 考察
第8章 特性の変化――学習活動に対する認識――
8.1 本章の目的
8.2 変化を捉える分析方法
8.3 研究7:文章構成の重要性の認識の変化
8.3.1 目的
8.3.2 対象者と授業の概要
8.3.3 データ収集
8.3.4 分析方法
8.3.5 結果
8.3.6 考察
8.4 研究8:音読についての認識の変化
8.4.1 目的
8.4.2 対象者と授業の概要
8.4.3 データ収集
8.4.4 分析方法
8.4.5 結果
8.4.6 考察
8.5 総合考察
第9章 特性の変化――英語でのスピーキングに対する抵抗感――
9.1 研究の目的
9.2 スピーキングの抵抗感を軽減させることの必要性
9.3 研究9:スピーキングに対する抵抗感の軽減(1)
9.3.1 研究の目的
9.3.2 対象者
9.3.3 授業方法
9.3.4 データ収集
9.3.5 分析方法
9.3.6 結果
9.3.7 考察
9.4 研究10:スピーキングに対する抵抗感の軽減(2)
9.4.1 目的
9.4.2 対象者
9.4.3 授業方法
9.4.4 データ収集
9.4.5 分析方法
9.4.6 結果
9.4.7 考察
9.5 総合考察
第四部 総合考察
第10章 本研究のまとめ
10.1 認知的評価を想定し分析することについて
10.2 状態(state)と特性(trait)を区別することについて
10.3 状態としての動機づけを高めることについて
10.4 特性の変化について
10.5 今後へ向けて259資料編 付章 同一タスクにおける学習行動の個人差
1. 本章の目的
2. 研究/2.1 対象者と授業/2.2 データ収集方法/2.3 分析方法/2.4 結果 2.4.1 1回目の結果/2.4.2 2回目の結果/2.4.3 1回目から2回目への変化/2.5 考察
引用文献
資料 資料1 音読についての認識尺度
資料2 音読時の動機づけ尺度
資料3 文法の練習問題における動機づけ尺度
資料4 文法学習方略
資料5 文章構成の重要性尺度
資料6 パラグラフ学習課題に対する認知的評価尺度