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21世紀型教育への提言 ――幼小中一貫で育つ子どもたち――

著者
広島大学附属三原学校園 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
234 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2008年11月10日 
ISBN
ISBN978-4-86327-043-5 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
幼小中連携による学園独自の「三原学園プラン」のもと、一貫教育の中で子どもたちにどのような力が育まれたのか。「個」の変容に着目した実践研究の記録と研究。
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まえがき  広島大学附属三原校園長  中尾佳之

第1章 三原学園の研究構想を研究の歩み
 1、ユニバーサル・シティズンシップを育むカリキュラム
  1、幼小中一貫教育の11年の成果
  2、カリキュラム開発のコンセプト
 2、21世紀を切り拓く「三原学園プラン」の三つの特質
  1、幼小中一貫の目標としての「21世紀型学力」で重視している三つの力
  2、幼小中一貫型のカリキュラム開発
  3、幼小中一貫の教育力を生かした保育・授業開発
 3、幼小中一貫の21世紀型学校カリキュラムの幸造

第2章 国際コミュニケーション科(学習)で育った子どもたち
 1、国際コミュニケーション科(学習)で育った子ども
 2、国際的コミュニケーション能力を発揮する子どもを育てる
  1、めざしている子ども
  2、身につく四つの力
  3、カリキュラムとその特質
 3、国際コミュニケーション科(学習)の保育・授業実践例
  1たのしいね~! (3歳年少)
  2、学校の不思議を伝えよう (4年)
  3、広大へ行こう (6年)
  4、平和公園へ行こう (7年)
  5、エスコートプロジェクト (9年)

◆コラム 心に二つの物差しを【広島大学教授 深澤清治】
     キー・コンピテンシーを育てる国際コミュニケーション学習のすすめ【大阪教育大学教授 田中博之】

第3章 発見科・表現科(学習)で育った子どもたち
 1、「発見・表現の時間」で育った子ども
 2、発見し表現することを楽しむ子どもを育てる
  1、発見科・表現科学習開発部会のめざすもの
  2、取り組みの概要
  3、発見科、表現科及び「発見・表現の時間」の概要
 3、発見科・表現科(学習)の保育・授業実践例
  1、みんなでこま回しをしよう! (5歳年長)
  2、音であそぼう (1年)
  3、しかけをつなげよう! (2年)
  4、世界で一つだけのオリジナル花火を作ろう (2年)

◆コラム 「発見」と「表現」の発達過程を「実践の事実」はどこまで明らかにできたか【山梨大学教授 加藤繁美】

第4章 協同的創造学習で育った子どもたち
 1、協同的創造学習で育った子ども
 2、自分たちで新たな文化を創造する子どもを育てる
  1、「協同的創造力」を育む「協同的創造学習」
  2、めざすこども像とつけたい力
  3、単元モデルの開発
  4、単元配列表
  5、成果と課題
 3、協同的創造学習の授業実践例
  1、わたしの夢をあなたの笑顔に~「幸せの使い」の劇をつくろう!~ (5・6年)
  2、みんなが笑顔になる新バレーボール~ミラクル計画共同体 ぼくたちのゲームを創ろう!~ (5・6年)
  3、ようこそ「カフェ・オーシャン」へ (7年)
  4、バイオエタノールとその利用を考えよう (9年)
  5、クレイアニメーションに挑戦! (9年)
  6、読み聞かせに挑戦しよう!(9年)

◆コラム 学校研究の英知の結晶【国士舘大学教授 北 俊夫】
     「協同的創造力」を考えていたあの時【広島大学教授 小原友行】

第5章 かかわり学習で育った子どもたち
 1、かかわり学習で育った子ども
 2、他者や集団と豊かにかかわる子どもを育てる
  1、「かかわり学習」の理論
  2、これまでの具体的な取り組み
  3、かかわり学習の目標
  4、取り組みの評価
  5、今後にむけて
 3、かかわり学習の保育・授業実践例
  1、「お兄さんお姉さんと一緒」(ダンス・団体競技)(年中・年長・4年・8年)
  2、山の生活パート1・パート2 (6・7年)
  3、小中合同クラブ (6年・7~9年)

◆コラム 附属学校の強みを生かしたカリキュラム・マネジメントへの期待【千葉大学教授 天笠 茂】

第6章 三原学園からのメッセージ
 1、幼小中一貫教育の11年
  1、一貫教育をスタートさせるにあたって
  2、幼小中一貫教育を推進していく原動力になったもの
  3、幼小中一貫教育をさらに充実させるには
 2、幼小中一貫教育の今
  1、校園務分掌
  2、施設の共同利用
  3、教育実習
  4、危機管理
  5、学園開放日(保護者参観)
  6、PTA組織
  7、具体的なPTA活動の例
  8、ロゴマーク
 3、幼小中連携の研究と資料づくり
  1、資料づくりを通して得たこと
  2、資料の修正とこれからの研究に向けて
 <資料>

研究者一覧
あとがき




<研究者一覧>

幼小中学校校園長 中尾佳之
幼稚園副園長 金岡美幸
小学校副校長 金丸純二
中学校副校長 木本一成

幼稚園教員
 掛 志穂  吉原智惠美 池田明子  中山芙充子
 君岡智央  井上由子  弓場奈穂子

小学校教員
 藤原由弥  石井信孝  金田敏治  大橋美代子
 川崎正盛  加藤秀雄  中島敦夫  長野由知
 村上良太  岡 芳香  石原直久  小早川善伸
 宮里智恵  杉川千草  三田幸司  青原栄子
 福田佳世 

中学校教員
 佐伯育伸  村上直子  風呂和志  實谷富美
 藤井志保  八澤 聡  松尾砂織  桑田一也
 簑島 隆  柳生大輔  妹尾進一  大和浩子
 荒谷美津子

広島大学共同研究者
 朝倉 淳  井上 弥  山元隆春  佐々木 勇
 池野範男  木村博一  棚橋健治  植田敦三
 松浦武人  山崎敬人  松浦伸和  恒松直美
 平川幸子  黒瀬基郎  權藤敦子  三村真弓
 濱本恵康  若元澄男  菅村 亨  内田雅三
 中村和世  長松正康  山本 透  田結庄順子
 伊藤圭子  松田泰定  松尾千秋  木原成一郎
 越智 貢  衛藤吉則  林  孝  神山貴弥
 東川安雄

転出された研究同人
 洲濱美由紀 久原有貴  見藤孝二  徳本光哉
 吉原健太郎 下野素文  魚谷 香  加藤桂子
 谷川佳万  藤井雅洋  神重修治  門長 充
 居川あゆ子 藤田敬子  矢藤真二郎 山崎裕昌

運営指導委員
 小原友行  天笠 茂  北 俊夫  加藤繁美
 田中博之  深澤清治  牧原明人  西田光也
 二見吉康  松村智由  植木章弘  檜山哲雄
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