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戦後初期学校体育の研究 ―広島県の小学校を手掛かりとして―

著者
崎田嘉寛 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
272 
定価
5,830円 (本体5,300円 )
発行日
2009年8月15日 
ISBN
ISBN978-4-86327-050-3 
Cコード
C3037 
ジャンル
教育〈保健・体育〉
 
内容
戦後初期の広島県小学校の実例を基に、地方教育行政の取り組みと各学校の対応の実態、学校における体育教育の形成と展開を分析する。
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  序 章 本研究の目的と課題

第1節 本研究の目的
第2節 本研究の課題と方法
第3節 本研究で使用する資料

  第1章 軍国主義学校体育の形成と展開

第1節 学校体育行政の戦争体制への傾倒
 第1項 学校体育の軍国主義化と教練の重視
 第2項 学校体育の国家主義化と武道の重視
 第3項 「学校体操教授要目」(1936年)の方針
 第4項 教育審議会答申(1938年)における体錬科の創設
 第5項 「国民学校令」と「国民学校体錬科教授要項」の公布
 第6項 戦時訓練としての体錬科

第2節 広島県における軍国主義学校体育の実施
 第1項 「国民学校体錬科教授要項」の普及徹底
 第2項 安芸郡瀬野尋常高等小学校
 第3項 広島高等師範学校附属国民学校
 第4項 賀茂郡西条町立西条国民学校
 第5項 広島市立大河国民学校

  第2章 敗戦直後の学校体育

第1節 文部省とによる軍国主義学校体育の撤廃
 第1項 敗戦直後における学校体育に関する行政処置
 第2項 学校体育界における敗戦直後の新体育構想

第2節 広島県における軍国主義学校体育の清算
 第1項 敗戦直後の広島県における教育状況
 第2項 敗戦直後の広島県における学校体育をめぐる状況
 第3項 広島県内の学校体育行政と現場教師の対応
 第4項 敗戦直後の広島県内における国民学校の学校体育実践

  第3章 戦後初期における学校体育の形成

第1節 戦後学校体育改革の理念と枠組み
 第1項 学校体育の「民主化」構想
 第2項 『学校体育指導要綱』の理念と内容

第2節 広島県における戦後学校体育改革の受容
 第1項 広島県における『学校体育指導要綱』体制の展開
 第2項 広島県における「新体育」の理論化

  第4章 戦後初期における学校体育の展開

第1節 IFEL保健体育部門の活動と影響
 第1項 IFEL保健体育部門の活動
 第2項 IFEL保健体育部門への広島県からの参加者

第2節 小学校教員研究集会における地域リーダーの育成
 第1項 小学校教員研究集会の概要
 第2項 小学校教員研究集会の特徴
 第3項 小学校教員研究集会における保健体育に関する内容
 第4項 小学校教員研究集会への広島県からの参加者

第3節 広島県における小学校体育教員の育成
 第1項 『小学校体育の実際指導』(広島県 1949.4)の伝達講習会
 第2項 広島県における小学校体育教員の育成

  第5章 戦後初期広島県における小学校体育の実践

第1節 小学校カリキュラムにおける体育科の位置づけ
 第1項 広島県における小学校カリキュラムの動向
 第2項 広島県の小学校カリキュラムにおける体育科の位置づけ

第2節 広島県における小学校体育科の実践
 第1項 広島県下小学校の体育科の方針と内容
 第2項 広島県下小学校の体育科の授業実践

  終 章

第1節 戦後初期広島県における小学校体育の特色
第2節 本研究のまとめ

補遺「エスキーテニス」の成立と普及

あとがき
資  料/参考文献/事項索引/人名索引/書名索引
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