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ドイツにおける通信簿の歴史 ――システム論的機能分析――

著者
卜部匡司 
シリーズ
 
助成
09年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
220 
定価
3,960円 (本体3,600円 )
発行日
2009年11月20日 
ISBN
ISBN978-4-86327-074-9 
Cコード
C3022 
ジャンル
教育〈教育史〉
 
内容
ドイツ社会および教育制度の機能的分化とともに発達してきたと想定される通信簿の歴史的展開を体系的に明らかにし、ルーマンのシステム論を手がかりとして理論的に分析する。
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序 章 研究の目的と方法
 第1節 研究の目的
 第2節 先行研究の検討
 第3節 研究の方法論
 第4節 研究の構成

第1章 ドイツ最初の通信簿(1559~1788年)
 第1節 慈善証明書
 第2節 イエズス会系学校の慈善証明書
 第3節 機能分析

第2章 通信簿の定着(1788~1858年)
 第1節 成熟証明書
 第2節 民衆学校の通信簿
 第3節 機能分析

第3章 通信簿の分化(1858~1938年)
 第1節 中等教育修了資格証明書
 第2節 女子中等学校の通信簿
 第3節 学年末・学期末の通信簿
 第4節 機能分析

第4章 独裁国家における通信簿(1938~1990年)
 第1節 国家社会主義における通信簿
 第2節 旧東ドイツにおける通信簿
 第3節 機能分析

第5章 現代の通信簿
 第1節 通信簿の標準化
 第2節 記述式評価の通信簿
 第3節 近年の動向:態度に関する評点の再導入
 第4節 機能分析

終 章 研究の総括
 第1節 通信簿の歴史的展開
 第2節 通信簿の機能に関する理論的解釈
 第3節 通信簿の社会的機能に関する議論
 第4節 本研究の限界と今後の課題


付 録 … 通信簿の歴史的展開に関連する年表

 出典一覧
 参考文献
 あとがき
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