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近世日本における「学び」の時間と空間 

編者
幕末維新期学校研究会[高木靖文編著] 
シリーズ
 
助成
09年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
486 
定価
6,270円 (本体5,700円 )
発行日
2010年2月28日 
ISBN
ISBN978-4-86327-084-8 
Cコード
C3021 
ジャンル
教育〈教育史〉 歴史・考古・民族/日本
 
内容
江戸後期から明治前期の生涯学習システムの成立と発展を多角的に考察。近代化への転換期の特徴的な世界観、人生観、学習観を実証的・全体論的に究明する。11名による共著。
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はじめに     【高木靖文】


総 説 近世日本における生涯学習システムの特質

 近世日本における成人の学習活動――その史的考察の課題と方法―― 【入江 宏】
 近世「教育論」における時間と空間 【高木靖文】


1 近世学校と成人教育

 近世学校の成人学習機能――佐賀本藩の文武課業法及び医術課業法をめぐって―― 【生馬寛信】
 郷学論 【入江 宏】
 明治初年・武相郷学校の学習形態 【神辺靖光】
 手習い師匠番付から見える学びの拡がり――天保期・江戸(地域)の見立番付を通して―― 【関山邦宏】


2 学習サークルとしての社・連

 一八世紀後半期西播磨の詩文会の動向 【竹下喜久男】
 近世後期城下町における文芸社中――土佐藩士楠瀬六太の日記から―― 【入江 宏】
 一茶社中の形成と俳諧指導の特質――「長沼連」を中心に―― 【渡邊 弘】


3 武家社会の勤番・役と学習活動

 江戸時代の武士にとっての学習経歴の重みについて――幕臣の次男三男等の事例から―― 【橋本昭彦】
 城中という学習空間の一考察 【高木靖文】
 金沢に洋算を伝えた 戸倉伊八郎 【蔵原清人】
 対馬藩田代領における地役人層の教育・文化と成人学習 【生馬 寛信】


4 特 論

 伊勢国溝口幹の「日乗」にみる生涯学習主体の形成過程 【松尾由希子】
 明治前期における「学び」を支える人脈――青少年教育に関連する民間施設としての漢学塾をめぐって―― 【池田 雅則】


  あとがき     【高木靖文】
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