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万葉集歌人大伴家持の表現 

著者
森 斌 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
312 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2010年9月21日 
ISBN
ISBN978-4-86327-110-4 
Cコード
C3092 
ジャンル
文学・語学/日本〈文学〉
 
内容
大伴家持の和歌表現を「風流」「越中」「愛別離苦」に分けて考察。参考資料として、家持の略伝、雪歌・月歌・植物分類番号・山の歌・川の歌・鶯歌の各一覧表を付す。
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第一章 風流――花鳥風星――
 序 節
 第一節 花香の歌
  一 香・薫・芳・馥
  二 にほふ
  三 たちばな
  四 ふぢ
  五 あしび
  六 花香の庭
  結 び
 第二節 ホトトギスの歌
  一 ホトトギス歌
  二 習作時代
  三 亡弟
  四 亡妾挽歌の影響
  五 鄙と都
  結 び
 第三節 風の歌
  一 習作時代
  二 越中時代
  三 少納言時代
  結 び
 第四節 七夕歌
  一 天平十年(二十一歳)
  二 天平勝宝元年(三十二歳)
  三 天平勝宝二年(三十三歳)
  四 天平勝宝六年(三十七歳)
  五 家持と七夕歌
  結 び

第二章 越中――山川異域――
 序 節
 第一節 越中国守
  一 赴任
  二 宴席
  三 越中詩歌
  四 帰任
  結 び
 第二節 山川異域
  一 「山の歌」と「川の歌」
  二 習作時代(十五歳から二十九歳)
  三 越中風土(二十九歳から三十四際)
  四 越中の山
  五 越中の川
  結 び
 第三節 立山賦
  一 家持立山賦
  二 池主立山賦
  三 万葉五賦
  四 伝統の庶幾
  結 び
 第四節 天平二十年出挙の諸郡巡行
  一 越中の出挙
  二 能登の出挙
  三 望郷歌
  結 び

第三章 愛別離苦
 序 節
 第一節 亡妾挽歌
  一 悲傷の歌群(四六二から四六四)
  二 悲傷の歌群(四六五から四六九)
  三 悲傷の歌群(四七〇から四七四)
  四 亡妾挽歌の影響
  結 び
 第二節 防人の心情を述べる長歌三首
  一 悲別の対象
  二 「東をのこ・東をとこ」の「妻別れ」
  三 防人の悲別
  四 「うつせみの世の人」
  結 び


 参考資料
  大伴家持の略伝
  万葉の雪歌
  万葉の月歌
  大伴家持植物分類歌番号
  大伴家持「山の歌」と「川の歌」
  万葉の鶯歌

 あとがき
 引用和歌索引
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