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国語教育の遺産と創造
- 野地潤家
- A5
- 170
- 3,300円 (本体3,000円 )
- 2013年9月1日
- ISBN978-4-86327-222-4
- C3081
- 国語・漢文教育〈総論〉
- 小学館『教育学全集5言語と思考』(S43)の「国語教育の遺産」と国土新書68(S57)『国語教育の創造』の2書をまとめる。
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- はじめに
一 国語教育の創造
まえがき
1 国語教育への視野と方法
一 国語教育への視野
二 国語教育探究の根本
三 話し手としての修練
四 読み手としての修練
五 “実践即研究”
六 実践過程・実践様式の確立
七 国語科教育・国語教育の自己確立
八 実践者・研究者としての道程
2 国語教育理論の成立と発展――西尾実先生の実践・研究・創造
一 西尾理論の成立過程――その出発点
二 西尾理論の展開過程
三 西尾理論の発展系流
四 西尾理論の形成過程
3 授業創造へのひとすじの道――古田拡先生の国語教育遍路
一 古田拡先生との出あい
二 「読方教授体系」との出あい
三 古田拡先生の把握と摂取
四 古田拡先生の読声の論
五 古田拡少年の読書体験
六 古田拡先生の国語科授業把握
七 古田拡先生の国語科授業参観事例
八 国語科授業創造への心がけ
九 国語科授業創造のくふう
一〇 国語教育遍路
4 国語教育論の生成と深化――石森延男先生と国語教育
一 石森国語教育論の原郷
二 石森国語教育論の原型
三 石森国語教育論の骨組み
四 戦後における石森国語教育論の展開
五 石森国語教育論の求めたもの
六 石森国語教育論における先達
七 石森国語教育論の特質と役割
5 国語教育学構築への軌跡――倉澤栄吉教授のばあい
一 国語教育研究への道程
二 倉澤教授の人と業績
三 学習期・成長期における個性的な歩み
四 実践期における試行と創造
五 国語教育学構築への歩み
あとがき
二 国語教育の遺産
1 国語教育における思考力
一 近代国語教育の史的展開
二 思考力把握の視点
2 明治前期における思考力の特性
一 学習回想に見られる記憶力の重視
二 福沢諭吉の話すことの教育
三 発問法の重視
3 作文教育における創造的営為
一 佐々政一の作文教育
二 芦田恵之助の綴方教授
4 大正・昭和期における思考力の探究
一 大正・昭和期における形象的思惟
二 戦後国語教育における思考力の重視
5 国語教育の創造のために
一 国語教育の遺産の実相
二 国語教育の遺産の再評価