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わたしの考える日本語教育
- 許夏玲
- A5
- 118
- 2,200円 (本体2,000円 )
- 2016年3月18日
- ISBN978-4-86327-338-2
- C3081
- 日本語教育
- 日本語学・日本語教育学研究者による共著。現代日本語の授受表現の使用実態に関する研究、中国人日本語学習者の聞き手行動の研究、ほか。
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- まえがき
第1章 現代日本語の授受表現の使用実態に関する研究………荒井 直美
1 日本語母語話者の授受表現の使用変化
1.1 授受表現の研究
1.2 本研究の仮説
2 授受表現の使用に対する年代別と職業別の調査
2.1 調査時期と対象
2.2 調査方法
3 授受補助動詞「~てやる、~てあげる、~てさしあげる」の使用分析
3.1 話し言葉の「~てやる」の分析
3.2 話し言葉の「~てあげる」の分析
3.3 話し言葉の「~てさしあげる」の分析
4 結論と今後の課題
参考文献
付録 日本語母語話者を対象にした授受表現の使用調査の結果
第2章 中国人日本語学習者の聞き手行動の研究………何 丹芝
1 日本語学習者の聞き手行動
2 聞き手行動の定義および枠組み
3 研究方法と研究データ
4 聞き手行動の分類および使用例
4.1 「相づち」
4.2 「応答」
4.3 「繰り返し」
4.4 「聞き返し」
4.5 「先取り」
4.6 「言い換え」
4.7 「頷き」
4.8 「笑い」
5 会話データに見る学習者の聞き手行動の特徴
5.1 来日直後の会話
5.2 留学終了前の会話
6 来日直後と留学終了前の聞き手行動の変化
7 今後の課題
参考文献
第3章 トルコ人日本語学習者の用いる格助詞「に」と「で」の誤用分析
………DALKIRAN Ayse Nur
1 トルコ人学習者の日本語学習の困難点
2 格助詞の研究
2.1 日本語の格助詞について
2.2 トルコ語の格形式について
3 格助詞の使い分けに関する調査
3.1 調査対象者
3.2 分析目的及び分析方法
3.3 調査項目の作成
4 質的分析と量的分析
4.1 質的分析の結果
4.1.1 「で」格
4.1.2 「に」格
4.1.3 「場所」を表す格形式の種類の相違
4.1.4 「時間」を表す格形式の種類の相違
4.1.5 日本語の「に」格と「から」格の意味用法の相違による誤用
4.2 量的分析の分析結果
4.2.1 第一部の質問項目の分析結果
4.2.2 第二部の作文の分析結果
4.2.3 第三部の選択肢問題及び第四部の穴埋め問題の誤答の分析結果
4.2.4 第三部の問題別及び学生別クラスター分析の結果
5 まとめ
5.1 分析結果について
5.2 日本語教育現場への一提案
5.3 今後の課題
参考文献
第4章 中国人日本語学習者の文末「って」の習得研究………潘 蓉
1 引用表現「って」に関する研究
2 教材調査および学習者対象の調査
3 結果分析
3.1 アンケートの調査結果
3.2 日本と中国の日本語教材の調査結果
3.2.1 中国国内の日本語教材
3.2.2 日本国内の日本語教材
4 まとめ
5 今後の課題
参考文献
付録 アンケート調査
第5章 語用論の観点から見た否定疑問文と配慮行動の研究………許 夏玲
1 否定疑問文の命題
2 勧誘場面の否定疑問文
3 否定疑問文の機能
4 命題内容に対する確信度
5 語用論に基づく解釈
5.1 二人称と三人称の相手の違い
5.2 ポライトネス・ストラテジー
5.3 中国語と英語の表現との対照比較
6 勧誘や依頼の「~ませんか」に見るポライトネス
7 まとめと今後の課題
参考文献
索 引
著者紹介