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すべての子どもに本との出会いを 児童自立支援施設・児童相談所・矯正施設への読書活動の支援

著者
正井さゆり[広島県立図書館監修] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
288 
定価
2,750円 (本体2,500円 )
発行日
2017年3月20日 
ISBN
ISBN978-4-86327-392-4 
Cコード
C0037 
ジャンル
教育〈教育エッセイ・記録〉 一般書/随筆
 
内容
広島県立図書館による「子どもの自主的な読書」への支援活動の実践報告集。特に外部からの働きかけに慎重を要する児童自立支援施設、児童相談所矯正施設等の子どもに配慮した準備・実践・手法など具体的な活動内容を記す。

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はじめに

第1部 広島県立図書館の実践
 第1章 はじめに
  第1節 本取組みの背景
  第2節 広島県立図書館について
 第2章 各施設への読書活動支援の実践例
  第1節 広島県立広島学園
   一 初めての訪問からおはなし会まで
   二 お薦め本のポップ作り授業
  第2節 東部こども家庭センター一時保護所
   一 おはなし会を行うことになったきっかけ
  二 ボランティアによるおはなし会
  第3節 西部こども家庭センター一時保護所
   一 西部こども家庭センターでもおはなし会を!
    二 「おはなしのたね」としての活動
   第3節ー2 こども家庭センターで活動するボランティアの情報交換会
  第4節 貴船原少女苑
   一 連携の始まりからブックトークの実施まで
   二 ブックトーク,親子参加型授業「読書会」,保護者向けの講話
   三 【考察1】 ブックトークによる読書意欲の高まりと自分自身の振返り
   四 【考察2】 読書会による自分と家族に関する気付
  第5節 広島少年鑑別所
   一 職員が行う絵本の読み聞かせに関する相談
   二 職員との情報交換
   三 少年へのブックトークと講話
  第6節 広島少年院
   一 職員への情報提供
   二 初めての図書の貸出しから図書館見学まで
 第3章 取組みを広げるために
  第1節 平成24年度全国公共図書館児童・青少年部門研究集会
  第2節 雑誌等への掲載
 第4章 読書活動ボランティアの立場から
   1 ひろしま子どもの読書活動団体等ネットワーク協議会代表幹事
   2 東部こども家庭センター読書ボランティア代表
   3 西部こども家庭センター「おはなしのたね」代表
   4 前広島県子どもの読書連絡会会長
※ コラム ボランティアとの連携

第2部 読書活動の支援を行う際の留意点
 第1章 施設と連携する際に配慮したいこと
  第1節 図書館の在り方
  第2節 施設への理解とニーズに沿った支援
  第3節 取組みを継続していくために
  第4節 子供への理解と対応
  第3節 ボランティアとの連携
  第6節 取組みについての報告等
 第2章 読書活動支援のポイント
   1 「図書室」についての助言
   2 図書に関する情報提供
   3 団体貸出し
   4 図書の譲与
   5 レファレンス(調査・相談)
   6 おはなし会
   7 施設の職員が行う読み聞かせについての支援
   8 お薦め本のポップ作り
   9 ブックトーク
   10 読書会
   11 読書や図書館の利用に関する質問タイム
  12 図書館見学
   13 保護者を対象とした読書に関する講演
 第3章 今後の取組みに向けて
  第1節 各施設への支援と期待される成果
  第2節 読書行事を体験することの意味(仮説)
  第3節 課題と今後の展望

  結び
    資料
  A  お薦め本のポップ作り配布資料(広島学園実施)
  B 西部こども家庭センター「おはなしのたね」会則抜粋
  C 読書会シート(貴船原少女苑実施)

  参考文献
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