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少年刑法研究序説
- 吉中信人
- A5
- 280
- 5,500円 (本体5,000円 )
- 2017年10月10日
- ISBN978-4-86327-407-5
- C3032
- 政治・経済・法律
- 少年法制誕生の史的経緯を辿りながら、歴史的産物である少年司法制度の現代的意義を問い、その持続可能性を追究する。保護主義の陰に隠れている刑罰権の視角から、少年法を少年刑法として限定的に把握し、その理論を展開しながら、児童福祉法等との協働を模索する。
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- はしがき
論文初出一覧
プロローグ ―少年法を語ることの悩み
序章 本書の特徴と構成
第1部 少年法制の誕生
第1章 少年法の現代的意義
第2章 わが国少年司法の史的考察
第3章 パレンス・パトリエ思想の淵源
第2部 非行少年処遇法としての少年法
第4章 少年非行と少年法
第5章 非行少年処遇における保護処分の意義
第6章 少年保護観察の理論
(第6章補論) ドイツ少年保護観察制度についての小論
第3部 少年刑法の基礎理論
第7章 少年の共犯となる成人刑事事件の事物管轄
第8章 少年法の起訴強制手続
第9章 少年の刑事裁判
第10章 少年刑法の理論
第11章 少年刑法における責任概念
第4部 少年法の展開
第12章 改正少年法と被害者の権利拡大
第13章 わが国少年司法の最近の改正
終章 少年処遇制度のデザイン
エピローグ-少年法を語ることの難しさ
謝辞