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私たちの心づもり 71年目の原子爆弾被爆者の心
- 有田健一
- A5
- 232
- 1,980円 (本体1,800円 )
- 2018年4月10日
- ISBN978-4-86327-425-9
- C1036
- 一般書/紀行・歴史読み物
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- はじめに
第一章 自分らしく生きるということ
(1)自分らしく主体的に生きるために
(2)伝えるべきことを伝える
(3)吉田章枝の被爆証言
(4)被爆証言者との面談
第二章 被爆者の人生の語りを聴くために
(1)被爆者の語りに執着するわけ
(2)面談への参加と対話内容の扱い
(3)被爆前後の社会情勢
① 被爆直前の「廣島市」
② 被爆時の医療体制
③ 被爆による人的被害
④ 被爆情報の隠蔽
⑤ 生活環境の破壊や被爆後の家庭崩壊
⑥ 被爆者医療の芽生え
⑦ 国の支援の開始
⑧ 感染症の推移
第三章 話し始めた被爆者
(事例1)世の中の人に知ってもらいたい(被爆時年齢十七歳、女性
(事例2)とにかく老衰のように、そのまま自然に(被爆時年齢十七歳、女性
(事例3)パステルカラーが似合う場所(被爆時年齢十七歳、女性
(事例4)家族の絆から離れつつ、一人で旅立つ日のために(被爆時年齢十四歳、女性)
(事例5)自分に打ち勝つしかない(被爆時年齢二歳、男性)
(事例6)苦しい時には泣く以外なかった(被爆時年齢八歳、女性)
(事例7)ドナドナの眼(被爆時年齢十七歳、女性)
(事例8)自然に逝くはずよ(被爆時年齢十八歳、女性)
(事例9)優柔不断な性格と不安のかたまり(被爆時年齢十三歳、男性)
(事例10)思わぬ不幸(被爆時年齢十七歳、男性)
(事例11)望んではいけない医療(被爆時年齢十四歳、女性)
(事例12)何度も死にかけたんじゃ(被爆時年齢十六歳、男性)
(事例13)原爆は何をもたらしたのか(被爆時年齢十七歳、女性)
(事例14)周囲の人たちに苦労させた(被爆時年齢十一歳、男性)
(事例15)あの世はある(被爆時年齢二十歳、女性)
(事例16)普通で平凡な生活(被爆時年齢十四歳、女性)
(事例17)姉がいたから今がある(被爆時年齢十三歳、男性)
(事例18)本当はとてもよく似た二人(妻:被爆時年齢五歳、女性 夫:被爆時年齢九歳、男性)
(事例19)生きられるだけ生きてみたい(被爆時年齢十四歳、女性)
(事例20)原爆で一度は死んだのだから ―老後を迎えた叔父の悩み(被爆時年齢十八歳、男性)
事例の総括
第四章 前を向いて、自分の人生は自分で決める
(1)よみがえる被爆者の思い
(2)アドバンス・ケア・プランニングへの期待
(3)被爆者の語りから受け取るもの
おわりに