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戦争はもういやだ! ―ギリシア少年が見たもの―

訳者
川野美智子ほか[パノス・カロス著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
232 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2018年5月15日 
ISBN
ISBN978-4-86327-434-1 
Cコード
C0097 
ジャンル
一般書/紀行・歴史読み物
 
内容
世界中の人々が苦しんだあの戦争は何だったのか?同世代を生きたギリシア少年の回顧とその後の人生を、独自のユーモアを交えて語る物語。豊かなギリシア神話の造詣を土台に、彼は西欧諸国、特に英国で文学修行をしたが、その間貧しかった母の薫陶を忘れることなく、「詩」への、やがては広く文学への憧憬を実現していった。ギリシアの島から発信された愛のメッセージである。
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序 文

   第一部 ナチ占領時代の物語

第一章  イタリア軍によるギリシア侵攻
第二章  アクロポリスの上のカギ十字
第三章  コメノ村の虐殺
第四章  「リンギアデス村は灰になった」
第五章  元ドイツ兵の手紙
第六章  メソホラの焼き打ち
第七章  エラソン――感謝して
第八章  馬の抵抗
第九章  パン一つ
第一〇章 ギリシアにいたユダヤ人の運命
第一一章 アウシュヴィッツにいたギリシアの女性
第一二章 七二年後・・・

   第二部 ギリシア内戦時代の物語

第一三章 チャルキスからの人質
第一四章 キャプテン・アリスの贈物
第一五章 元裁判官に対するパルチザンの正義
第一六章 とても柔らかい枕
第一七章 窃盗犯とニワトリ
第一八章 ユリシーズの策略
第一九章 西瓜
第二○章 ダブリン出身のエルナ
第二一章 呪い
第二二章 独裁的な司教
第二三章 ハンガリーから来た友人
第二四章 もう一人のアンティゴネ

   第三部 私の自伝的物語

第二五章 私の母
第二六章 リヒテンシュタインからの切手
第二七章 ドイツでのレスリング
第二八章 最高のクリスマス・プレゼント
第二九章 出稼ぎ外国人労働者
第三〇章 アクロポリスを素足で
第三一章 スイスにて
第三二章 一八回目の夏を迎えるリリアン
第三三章 高校生の授業評価
第三四章 一夜のマイ・オデュッセイア
第三五章 パクソス島のエイレネ
第三六章 ある勇士の骨
第三七章 逆戻り
第三八章 カナダでの授業
第三九章 犬の正義
第四○章 若き日の詩

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