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「読み」の交流で育てるコミュニケーション力 「くじらぐも(小1)」から「やまなし(小6)」まで
- 脇坂幸光
- A5
- 256
- 2,750円 (本体2,500円 )
- 2018年7月25日
- ISBN978-4-86327-447-1
- C3081
- 国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉〈読みの指導〉
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- まえがき
はじめに
1 理論編
一 文学教材を「読む」こととコミュニケーション
文学教材学習の今日的課題
今、求められるもの
気持ちを読める子に
読むことの「交流」
「真正のコミュニケーション」を求めて
「読み」は子どもによって違う
「読む」ことは、作品や登場人物とのコミュニケーション
「読み」の交流はコミュニケーションの場
「読み」の交流というコミュニケーションの意義
個々が自分の「読み」を持っていることがコミュニケーションを可能にする「読み」の交流を行うための場の設定
単元を貫く言語活動と「読み」の交流
文学教材を「読む」ことと学力
二 「読み」の交流でのコミュニケーションの実際 ― F男の学びから―
F男のとらえと願い
F男の学びの実際
示唆されたこと
三 個々の「読み」の傾向性をさぐる
学習者研究の改善
「読み」の傾向性を予測すること
「読み」の傾向性をさぐる観点
「読み」の傾向分析の実際 「ごんぎつね」(小4)
2 実践編
一 小学校一年生が 友達とともに 文学的文章を楽しく読む学習を目指して
「くじらぐも」、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」(小1)
二 子どもたちの「不思議」から出発した二者択一の話題を設定して
「かたつむりくんに手紙をわたしてよかったのかな」「お手紙」(小2)
三 個々の「読み」を交流するための場面設定のあり方
「おじいさんが病気になったのは、どうしてだろう」「三年とうげ」(小3)
四 子どもの学びをとらえて
「豆太に話をするじさまの気持ちを考えよう」「モチモチの木」(小3)
五 個の「読み」の傾向を生かした課題学習の実践
「ゆみ子に対する父親の願い」「一つの花」(小4)
六 「読み」の交流を通して、自らの「読み」を確かめたり発展させたりすることを目指して
「このお話の『神様』とは、どういうものなのだろう」「わらぐつの中の神様」(小5)
七 「読み」の交流を通して、分かる喜びを
「なぜ『やまなし』という題名なのだろう」「やまなし」(小6)
あとがき