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「言語文化」の学習指導考究
- 米田 猛
- A5
- 452
- 6,600円 (本体6,000円 )
- 2018年9月23日
- ISBN978-4-86327-454-9
- C3081
- 国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
- 「言語文化」を「言語そのもの」「言語生活」「言語による生産物」と措定し、これを継承し、創造していく学習者に寄り添う形での指導方法実践と研究。
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- まえがき
第一部 「言語単元」の学習指導研究
第一章 「言語単元」基礎論
第一節 「言語単元」の可能性(付・「言語単元」系統表)
第二節 「国語の特質」をどう教えるか―国語科教育学研究と日本語学研究との連携―
第二章 「言語単元」開発のための基礎論
第一節 戦後中学校国語科教科書における「日本語の特質」に関する教材の史的展開―「方言と共通語」に関する教材の場合―
第二節 「語感」指導のための基礎的研究―「国語科教育学」と「日本語学」との連携―
第三章 「言語単元」開発のための研究論
第一節 中学校国語科における言語単元の開発研究―「オノマトペ」を扱う単元の場合―
第二節 中学校国語科における言語単元の開発研究―「方言」を扱う単元の場合―
第四章 「言語単元」の教材開発と実践的展開
第一節「ニギル」と「ツカム」はどう違う?―類義語の違いを説明する文章を書く―
第二節 感情表現辞典を作る
第三節 作文指導に活かす語彙指導試論―感情表現の場合―
第四節 ちょっと気になるこんな日本語―わかりやすく話す―
第五節 擬音語・擬態語の不思議な世界―現代の文化を話し合う―
第六節 「ら抜きことば」を考える―パネル・ディスカッションをしよう―
第二部 「言語文化」の学習指導研究
第一章 「言語文化」学習指導の基礎論
第一節 中学校〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕の指導
第二節 〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕指導研究の領域と課題
第三節 「言語文化」の継承・創造へ
第四節 「言語文化」の指導で育てる国語学力
第五節 「伝統的な言語文化」の教材研究のポイント
第六節 「伝統的な言語文化」の特質を生かすアクティブ・ラーニング
第二章 古典指導の研究的実践論
第一節 「古典に親しませる」とはどうすることか
第二節 文章の展開に即して「人間像」をとらえる指導―徒然草・神無月のころ―
第三節 書くことを通して古典に親しませることの指導―徒然草・つれづれなるままに 堀池の僧正高名の木のぼり―
第四節 教材解釈と授業―徒然草・仁和寺にある法師―
第五節 万葉びとのこころ―放送劇をつくる―
第六節 国語科教員のための古典指導基礎知識
第三章 郷土の「言語文化」に関する教材開発と実践的展開
第一節 郷土教材開発と教材化論―連作「二上万葉」の場合―
第二節 郷土教材の開発と授業論―「越中万葉」の場合―
第三節 国語科教科書に描かれた「奈良」―郷土教材開発試論―
第四節 郷土教材を生かした総合単元学習―単元「ふるさとを見つめる―奈良 現在・過去そして未来―」の試み―
初出一覧
あとがき