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「勧誘に対する断り」談話の対照研究 ―日本語/マナド語母語話者の比較から― POD版

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著者
吉田好美  
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
210 
定価
3,300円 (本体3,000円 )
発行日
2019年1月19日 
ISBN
ISBN978-4-86327-464-8 
Cコード
C3080 
ジャンル
言語学
 
内容
日本人とインドネシア人は文脈的依存の高い言語文化を持つという点について類似しているが、それぞれに社会文化的背景をもとにした「話し方のルール」は存在する。本書では「話し方のルール」が表出しやすい「断り」談話を取り上げ、日本語母語話者とマナド語母語話者との構造の相違を詳細に比較する。
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はじめに

第1章 序論
 1.1 研究動機
 1.2 異文化間コミュニケーションの難しさ
 1.3 断りの難しさ
 1.4 日本人とインドネシア人のコミュニケーションについて
 1.5 インドネシアについて
  1.5.1 インドネシアの多様性について
  1.5.2 インドネシア語について
  1.5.3 マナド語母語話者について
  1.5.4 マナド語について
 1.6 本研究の出発点
 1.7 本研究の目的
 1.8 断りの定義
 1.9 本書の構成

第2章 先行研究
 2.1 断りの研究の枠組
 2.2 日本語とマレー語を祖語とした言語の対照研究
 2.3 日本語の断りについて
  2.3.1 談話完成テスト
  2.3.2 ロールプレイ、電話、テレビドラマなど
 2.4 断り発話の前後に着目した研究
 2.5 先行研究で残された課題と本研究での立場
  2.5.1 意味公式について
  2.5.2 断りの出現について
  2.5.3 断りに至るまでの心理的負担
  2.5.4 断り発話において着目する分析観点
  2.5.5 研究方法について
 2.6 本研究の分析観点

第3章 研究方法
 3.1 調査方法
  3.1.1 データ収集地と期間
  3.1.2 調査対象者
  3.1.3 調査手順
  3.1.4 ロールプレイの内容
  3.1.5 分析対象とするデータ
 3.2 文字起こしと翻訳
 3.3 コーディング手順
 3.4 分析枠組
  3.4.1 断りの分析枠組
  3.4.2 再勧誘の分析枠組

第4章 断りに至るまでの言語行動についての研究(研究1)
 4.1 研究背景
 4.2 研究目的と研究課題
 4.3 分析手順
 4.4 研究1結果
  4.4.1 課題1 断りに至るまでの言語行動の有無について
  4.4.2 課題2 断りに至るまでの言語行動に見られる意味公式
 4.5 結果のまとめと考察

第5章 「第1の断り」に着目した研究(研究2)
 5.1 研究背景
 5.2 研究目的と研究課題
 5.3 分析手順
 5.4 研究2結果
  5.4.1 課題1 意味公式使用数
  5.4.2 課題2 初出意味公式
    5.4.2.1 課題2-1 初出意味公式カテゴリー
    5.4.2.2 課題2-2 初出意味公式の種類
  5.4.3 課題2-3 意味公式出現パターン
    5.4.3.1 課題2-3-1 カテゴリー別の出現パターン
    5.4.3.2 課題2-3-2 意味公式別の出現パターン
 5.5 結果のまとめと考察

第6章 「第2の断り」以降に着目した研究(研究3)
 6.1 研究背景
 6.2 研究目的と研究課題
 6.3 分析手順
 6.4 研究3 結果
  6.4.1 課題1 「第2の断り」以降の出現の有無について
  6.4.2 課題2 「第2の断り」について
    6.4.2.1 課題2-1 意味公式使用数
    6.4.2.2 課題2-2 初出意味公式
     6.4.2.2.1 課題2-2-1 意味公式カテゴリー
     6.4.2.2.2 課題2-2-2 「第2の断り」の初出意味公式の種類
    6.4.2.3 課題2-3 「第2断り」意味公式出現パターン
     6.4.2.3.1 課題2-3-1 カテゴリー別の出現パターン
     6.4.2.3.2 課題2-3-2 意味公式別の出現パターン
    6.4.2.4 課題2 「第2の断り」のまとめ
  6.4.3 課題3 「第3の断り」について
    6.4.3.1 課題3-1 意味公式使用数
    6.4.3.2 課題3-2 初出意味公式
     6.4.3.2.1 課題3-2-1 意味公式カテゴリー
     6.4.3.2.2 課題3-2-2 「第3の断り」の初出意味公式の種類
    6.4.3.3 課題3-3 「第3の断り」意味公式出現パターン
     6.4.3.3.1 課題3-3-1 カテゴリー別の出現パターン
     6.4.3.3.2 課題3-3-2 意味公式別の出現パターン
    6.4.3.4 課題3 「第3の断り」のまとめ
  6.4.4 課題4 「第4の断り」「第5の断り」について
    6.4.4.1 課題4-1  意味公式使用数
    6.4.4.2 課題4-2  初出意味公式
     6.4.4.2.1 課題4-2-1 初出意味公式のカテゴリー
     6.4.4.2.2 課題4-2-2 初出意味公式の種類
    6.4.4.3 課題4-3 意味公式出現パターン
     6.4.4.3.1 課題4-3-1 カテゴリー別の出現パターン
     6.4.4.3.2 課題4-3-2 意味公式別の出現パターン
    6.4.4.4 「第4の断り」「第5の断り」のまとめ
 6.5 結果のまとめと考察

第7章 断りの連鎖に着目した研究(研究4)
 7.1 研究背景
 7.2 研究目的と研究課題
 7.3 分析手順
 7.4 研究4 結果
   7.4.1 課題1 断りの連鎖のパターン
   7.4.2 課題2 断りの連鎖の変化
 7.5 結果のまとめと考察

第8章 断りの展開パターンについての研究(研究5)
 8.1 研究背景
 8.2 研究目的と研究課題
 8.3 分析手順
 8.4 研究5 結果
  8.4.1 課題1 JNSとMNSの断りの展開パターン
  8.4.2 課題2 MNSの断りの展開パターン
 8.5 結果のまとめと考察

第9章 総括
 9.1 本研究のまとめ
 9.2 総合的考察
 9.3 本研究の意義
 9.4 言語教育への応用
 9.5 今後の課題

参考文献及び参考ウェブサイト

おわりに

索引
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