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小さな歌人たち 短歌はだれにでも易しい
- 柳原千明/第53回博報賞・功労賞受賞
- A5
- 336
- 2,970円 (本体2,700円 )
- 2021年11月15日
- ISBN978-4-86327-566-9
- C3081
- 国語・漢文教育〈実践史・実践研究〉
- 短歌は「易しい」「誰にでも作れる」「教えられる」という師・望月善次氏の理念を具現化した実践記録。石川啄木、宮沢賢治を学んで一年生から六年生まで生き生きと作歌をし、歌会をする姿が描かれる。「歌集 小さな歌人たち」の章に児童作品626首を掲載。第53回博報賞・功労賞を受賞。
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- 巻頭短歌
はじめに
1 短歌はだれにでもつくることができる
一 短歌
1 短歌は黄金詩型
2 短歌は易しい
(1)短歌の定義
(2)五音七音の必然性
(3)短歌・俳句指導の留意点
3 短歌は自由自在
4 短歌はだれにでもつくることができるのか
二 一年生がルンルン短歌をつくる
1 一年生は並べるのが好き
2 一年生は、いつ、短歌作品に出会うとよいのか
三 短歌をつくる三つの段階
1 短歌の下地をつくる段階(音読・暗唱で短歌の韻律(厳密には律)を体感する段階)
(1)一年生にも合う口承性
(2)一年生が暗唱した二十首
2 短歌をつくる段階
六つの手立て 100分でつくる
3 短歌を読み味わい、歌会をする段階
(1)一年生もできる歌会のすばらしさ
(2)歌会をする場合の留意点
(3)一年生にもだれにでも易しい五七五七七
四 伝記的事実で短歌をつくる
1 「宮沢賢治」でつくる
(1)半未知・半既知情報
(2)「クイズ」と「本物」で 気づいて 見て つくる
2 「石川啄木」でつくる
啄木の伝記を読んでつくる
五 クリヤファイルのやり取りで短歌をつくる―100人の子どもたちと―
1 ワークシート「五・七・五・七・七で遊ぼう」
2 題材と創作過程
六 歌集をつくる
七 歌集「小さな歌人たち」の前に
2 歌集「小さな歌人たち」
一 賢治の扉
扉一
扉二
扉三
二 啄木の窓
窓一
窓二
三 それぞれの道
道一
道二
道三
3 「小さな歌人たち」と会う
一 座談会「小さな歌人たち」が話す
二 「小さな歌人たち」のアンケートから
4 短歌はだれにでもつくることができる 再び
5 今 子どもたちと
おわりに
【解説】画期的短歌指導本の出現
~短歌三原則【「易しい」、「作れる」、「教えられる」】を具体化した待望の書~ 望月善次
参考文献一覧
児童短歌索引
キーワード索引