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〈詩による評伝〉被爆作家が描き告げる 林京子の反核世界 

著者
天瀬裕康 
シリーズ
 
助成
 
判型
四六 
ページ
112 
定価
1,320円 (本体1,200円 )
発行日
2023年2月1日 
ISBN
ISBN978-4-86327-615-4 
Cコード
C0095 
ジャンル
一般書/文芸評論
 
内容
長崎出身の被爆作家、林京子。その生い立ちや人生、作品や評価を叙事詩という斬新な形式で纏め上げた評伝。林京子の生い立ちから作家デビューまでをまとめた1章、作品のいくつかを周辺の状況とともに取り上げた2章、アメリカの影響や原発小説に触れ、評価について論じた3章に、全30篇を収録する。
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まえがき

第一章 作家になるまで
 上海の少女
 長崎にて
 八月九日の惨禍
 戦後の生活
 長崎の詩的活動と検閲
 祈りの長崎?
 証言者でなく作家を
 作家への道

第二章 多くの作品から
 祭りの場
 デビュー作の評価
 ギャマン ビードロ・十二連作
 上海もの
 無きが如き
 三界の家
 家族を描く
 アメリカに移住
 アメリカ生活の影響
 やすらかにねむる
 ドラマと戯曲
 長い時間をかけ……
 別の上海『予定時間』

第三章 原爆作家を超える
 国立原子力博物館にて
 ロス・アラモス国立研究所
 トリニティ・サイトでは
 原発への想い
 『希望』という本
 全集の刊行
 再びルイへ。
 柳川雅子は石田雅子
 影響を受けた人々

あとがき

主な参考文献
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