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フレーヴォ,カポエイラ,パッソ ―ブラジル,ペルナンブーコの民衆芸能研究―

訳者
神戸周[ヴァウデマール・ヂ・オリヴェイラ(Valdemar de Oliveira)著] 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
248 
定価
4,290円 (本体3,900円 )
発行日
2023年7月15日 
ISBN
ISBN978-4-86327-628-4 
Cコード
C3039 
ジャンル
芸術・文化 
内容
“Frevo, Capoeira e ’Passo’, Recife:Companhia Editora de Pernambuco, 1971.” 全訳。2012年にユネスコの人類無形文化遺産に登録されたブラジル、ペルナンブーコの民衆芸能「フレーヴォ」。1971年に刊行された原書では、50年以上に渡りフレーヴォを観察してきた著者が、その民衆芸能を構成する音楽とダンスについて、発生からの歴史的経緯およびその形態を解き明かすとともに、往時の社会的状況を考察している。
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序 文

【第1部 フレーヴォ】
第1章 
 ペルナンブーコのフレーヴォ
 洗礼名
 クルーベ・ヂ・ルア
 トロッサ
 ブローコ
 クルーベ・ヂ・ルアの構成
第2章
 フレーヴォの源泉
 モヂーニャ
 ドブラード
 クァドゥリーリャ
 マシーシ
 ポルカ
 歌詞の付いたフレーヴォ
 フレーヴォ・ヂ・ルア
第3章
 フレーヴォの作曲家たち
 表現の要素
第4章
 フレーヴォの形態論
 ペルナンブーコの血
 フレーヴォの移植

【第2部 カポエイラ】
第5章
 音楽とダンスの同時発生
 パッソの起源
 カポエイラ術
 アンゴラの“ン・ゴーロ”
 ダンスから格闘術へ
第6章
 カポエイラたち
 経 緯
 奴隷制度撤廃と共和政
 レシーフェのカポエイラ
 バイーアにおけるカポエイラの独特な展開
 カポエイラ術の打撃動作

【第3部 “パッソ”】
第7章
 ペルナンブーコの“パッソ”
 “パッソ”の身体動作
 民衆の発明
 典型的な“パッソ”の身体動作
 腕の動き
 足の動き
 傘について
第8章
 官能性
 宗教性
 音の刺激
 視覚的刺激
 抗議の様相か?
 “パッソ”の様式化

フレーヴォの衰退

 あとがき
 原 注
 訳 注
 
 ヴァウデマール・ヂ・オリヴェイラとその著作『フレーヴォ,カポエイラ,パッソ』(解説:リタ・ヂ・カッスィア・バルボーザ・ヂ・アラウージョ)
 訳者あとがき
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