検索結果一覧

フィンランドにおけるCLIL(内容言語統合型学習)とその成功要因に関する調査研究 POD版

本商品はオンライン書店のプリントオンデマンドサービスで購入可能です。 ご注文はネット書店:Amazon、三省堂書店*(楽天市場店・PayPayモール店)、楽天ブックスへ直接お願いいたします。なお、価格は希望小売価格です。販売価格が変動する場合がございます。*要送料・PayPayモール店は製本形態が異なります。

著者
伊東治己 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
192 
定価
2,200円 (本体2,000円 )
発行日
2023年8月5日 
ISBN
ISBN978-4-86327-635-2 
Cコード
C3082 
ジャンル
英語教育
 
内容
CLIL先進国フィンランドに着目し、現地調査をまじえ、CLILの発展と拡大に寄与した要因を明らかにするとともに、その過程で生まれてきた課題についても考察。日本におけるCLILのさらなる発展にむけた指針を提案する。
オンライン書店で購入する Amazonプリントオンデマンドで買う   三省堂書店オンデマンドPayPayモール店で買う 楽天プリントオンデマンドで買う
渓水社で購入する
【取扱い不可】
この本の目次を見る
第1章 序論
 1.問題の所在
 2.研究の目的
 3.フィンランドのCLIL に注目する理由
 4.研究の背景

第2章 CLIL とは何か
 1.CLIL の定義
 2.CLIL の誕生とその背景
 3.CLIL の多様性
 4.CLIL の弁別的特徴
 5.まとめ

第3章 CLIL の主張とその検証
 1.CLIL の理論的基盤
 2.指導の枠組と指針
 3.期待される効果
 4.有効性検証の試み
 (1)外国語(英語)能力
 (2)教科内容の理解度
 (3)母語の発達への影響
 (4)認知面への効果
 5.有効性検証の評価(問題点・課題)
 (1)検証の遅れと不備
 (2)外国語(英語)能力への影響に集中
 (3)外国語能力の伸長の原因特定が進んでいない
 6.まとめ

第4章 フィンランドにおけるCLIL の実際
 1.CLIL 実施校への訪問調査のあらまし
 2.クラス編成
 (1)コルテポヒアン小学校(Kortepohjan koulu)の場合
 (2)シグナエウクセン小学校(Cygnaeuksen koulu)の場合
 3.入学条件
 (1)コルテポヒアン小学校(Kortepohjan koulu)の場合
 (2)シグナエウクセン小学校(Cygnaeuksen koulu)の場合
 4.カリキュラム
 (1)コルテポヒアン小学校(Kortepohjan koulu)の場合
 (2)スビラーデン小学校(Suvilahden koulu)の場合
 5.教科書・教材
 (1)コルテポヒアン小学校(Kortepohjan koulu)の場合
 (2)シグナエウクセン小学校(Cygnaeuksen koulu)の場合
 6.指導者
 7.指導法
 (1)プオララン学校(Puolalan koulu)の場合
 (2)コルテポヒアン小学校(Kortepohjan koulu)の場合
 8.評価
 9.まとめ

第5章 フィンランドにおけるCLIL の成功要因と今日的課題
 1.成功を支えた教育的要因
 (1)CLIL 担当教員の高度な英語力と教育力
 (2)教育内容選定における自由裁量
 (3)教員を取り巻く労働環境
 2.成功を支えた制度的要因
 (1)学校教育の正規の選択肢としての位置づけ
 (2)戦略的配置と校種間の連携
 3.成功を支えた社会的要因
 (1)英語の社会的ニーズの高まり
 (2)フィンランド社会の国際化
 4.フィンランドにおけるCLIL の今日的課題
 (1)CEIL とEMI への傾斜
 (2)英才教育への傾斜
 (3)平等性を重視する教育哲学との整合性
 5.まとめ

第6章 日本におけるCLIL の現状と今後の方向性
 1.現状
 (1)外国語教育の枠内でのCLIL が主流
 (2)内容を扱えばCLIL とみなす風潮
 (3)キャッチコピーとしてのCLIL
 2.CLIL 推進ガイドライン(英語CLIL を前提として)
 (1)カリキュラムとしてのCLIL と指導法としてのCLIL を区別
 (2)カリキュラムとしてのCLIL の推進に力点を
 (3)公立学校での教育の選択肢の1 つとして
 3.CLIL の発展にむけての条件整備
 (1)CLIL 担当教員の育成
 (2)CLIL 用の教科書の準備
 (3)校種間の接続
 4.具体的提案:大学レベルからの開始
 (1)第1の理由:校種間の接続を考慮する必要がない
 (2)第2の理由:学習指導要領に縛られない
 (3)第3の理由:教員の確保が比較的容易
 (4)第4の理由:受験勉強へのプレッシャーがない
 5.大学レベルでの英語CLIL の類型案
 6.まとめ

第7章 結論
 1.研究のまとめ
 2.CLIL と賢明に付き合うための方向性
 3.慎重な議論が必要とされる問題
 4.おわりに

引用文献
資料
索引
戻る