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現代学校教育論 

著者
中谷 彪 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
180 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
1997年10月6日 
ISBN
ISBN978-4-87440-470-6/ISBN4-87440-470-7 
Cコード
C1037 
ジャンル
教育〈学校教育〉
 
内容
――人格の完成と生き甲斐の追求。「子どもの権利条約」と情報公開・開示問題/教育基本法の現代的意義/中高一貫教育構想の本質/附属学校の存在意義と現代的課題、ほか。
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はしがき
     第1部 子どもの権利と学校教育
第1章 「子どもの権利条約」と情報公開・開示問題
はじめに
1.情報公開・開示制度
2.教育情報の公開・開示制度
3.「権利条約」における教育情報への権利
4.西欧諸国における教育情報への権利
(1)アメリカ/(2)イギリス/(3)ドイツ
5.日本における教育情報への権利―高槻市における調査書開示請求―
(1)調査書開示請求の経緯/(2)調査書開示訴訟の争点
6.教育情報の公開・開示と親の教育情報への権利
(1)子どもの学習賢と親の教育権/(2)学校教育を知る権利/(3)親の学校教育への発言権/(4)親の学校選択権
7.「総合所見」欄非開示への疑問
第2章 教育基本法の現代的意義
はじめに
1.「ポッダム宣言」と日本国憲法の公布
(1)「ポツダム宣言」と日本国憲法の公布/(2)教育改革の示唆と諸指令
2.田中文相と教育基本法構想
(1)憲法改正議会と教育根本法構想/(2)教育根本法制定への措置
3.教育刷新委員会と教育根本法
(1)教育刷新委員会の任務と特徴/(2)教育刷新委員と教育根本法審議
4.第一特別委員会の委員と基本理念
(1)第一特別委員会の委員と任務/(2)第一特別委員会と教育勅語/(3)第一特別委員会と教育基本法案要綱案の審議
5.教育基本法案の作成と帝国議会での審議
(1)「教育の理念及び教育基本法に関すること」/(2)教育基本法案の帝國会議での審議
6.教育基本法の公布
7.教育基本法制定の意義
第3章 人格の完成と生き甲斐の追求―卒業式式辞―
1.中学校校長の式辞
(1)自己を磨けば、未来が開ける/(2)逞しく生きるとは/(3)基礎基本を大切に/(4)人格完成の中核的要素は愛の心
2.校舎主任の式辞
(1)厳粛で意義ある卒業式を/(2)学問と生き甲斐の追求/(3)学問と研究は人格の完成のために
     第2部 現代学校考
第4章 中高一貫教育構想の本質―6年制中等学校の批判的分析―
はじめに
1.中高一貫教育論議の経緯
(1)中等教育の多様化/(2)6年制中等学校の初出/(3)6年生中等学校のメリットとデメリット/(4)中等学校の類型/(5)中等学校の弾力的な性格/(6)公立6年生中等学校とその後の議論/(7)都道府県等の動向/(8)都立大学附属高等学校の計画
2.中高一貫教育の本質
(1)受験から解放されるか/(2)カリキュラムの重複を避け、ゆとりの時間はあるか/(3)受験エリート校になるか
3.6年制中等学校推進の狙い
4.6年制中等学校を乗り越える視点―真の中高一貫教育の創造への提言―
おわりに
第5章 附属学校の存在意義と現代的課題
1.教員就職比率の低下現象と教育大学・学部の再編
2.教育大学・学部の再編と附属学校
3.特別委員会「報告」の基本的視点
4.「報告」における附属学校のあり方の諸提案
5.附属学校の諸課題と改革の視座
(1)入学者の選抜について/(2)連絡進学について/(3)附属学校の校長・教頭の選任について/(4)附属教官の人事交流について
6.附属教官の待遇の改善について
(1)勤務体制/(2)給与格差/(3)昇任
7.附属学校の整備について
8.附属学校の課題と展望―まとめにかえて―
     第3部 現代子育て論
第6章 いじめの風土的考察―稲作農耕民族の人間観と教育観の視点から―
はじめに―重要教育課題としてのいじめ問題―
1.いじめ問題の風土的視点
2.稲作農耕民族の文化といじめ問題
(1)稲作農耕民族の文化的特質/(2)稲作農耕民族の人間観と教育観/(3)稲作農耕民族の人間観・教育観といじめ問題
3.いじめ帽子と克服の基本的視点
4.いじめ防止と克服の教育制度改革
5.いじめ防止と克服の心構えと具体的方策
(1)いじめ防止と克服の心構え/(2)いじめ防止と克服の具体的方策
おわりに
第7章 現代の子育て論
はじめに
1.現代子ども文化と教育
(1)子どもとは/(2)文化とは/(3)子ども文化とは
2.歴史のなかの子どもと教育―昔―
(1)児童労働と教育/(2)親は最高の教育権者/(3)地域社会と子育て/(4)家族の中の子育て
3.現代社会の子どもの状況と教育
(1)現代社会の子ども―子どもの環境―/(2)現代における子どもの教育―親の対応―
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