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理性と認識衝動 初期フォイエルバッハ研究
- 半田秀男
- 98年度文部省助成
- A5
- 1460
- 33,000円 (本体30,000円 )
- 1999年2月25日
- ISBN978-4-87440-531-4/ISBN4-87440-531-2
- C3011
- 哲学・宗教
- 最初期のラテン語論文『理性論』と重要一次資料によりフォイエルバッハと旧思想の断絶面のみならず連続面も詳細に解明する本格的研究。下巻に『理性論』原文の本邦初訳を収める。
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- 第一部 『理性論』論考
緒 論
第一篇 『理性論』の成立とその後
第一章 『理性論』の成立
第二章 『理性論』と『死と不死についての諸思想』
―両者の執筆順序について-
第三章 『理性論』その後
第四章 ボーリン/ヨードル版『全集』(SW)の欠陥性・不完全性
第二篇 『理性論』の内容
第一章 「主観性哲学」批判-『理性論』の根本モティーフ-
第二章 ヘーゲル的「思弁哲学」-『理性論』の理論的枠組み
第三章 『理性論』における人間性
第四章 『理性論』における「人間論」と「思弁哲学」
第五章 フォイエルバッハ理論の体系上の問題
[付論一]哲学史の方法に関する若干の理論的考察
-哲学思想の構造と力-
[付論二]哲学史の方法に関する若干の理論的考察
-「継承哲学」の特質規定の試み-
[付論三]エラルゲン講義『論理学および形而上学への序説』
第三篇 『理性論』の諸解釈
序章 『理性論』の諸解釈を検討するに当たって
第一章 『理性論』を「人間学」的作品として読もうとする立場
第二章 『理性論』を「思弁哲学」的作品として読もうとする立場
第三章 『理性論』の「思弁哲学」的枠組みと「人間論」との関係
終 章 纏めと補足
[付論]宗教の問題をめぐるフォイエルバッハとヘーゲル
第四篇 『理性論』の歴史的な位置と意味
第一章 『理性論』は古臭い?
第二章 『理性論』の歴史的背景を考える
第三章 「歴史的汎神論」としてのヘーゲル哲学
第四章 『理性論』の歴史的な位置と意味を考える
結び 文献目録
第二部 『理性論』訳・註