検索結果一覧

備後国の誕生 

著者
久替せい治 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
264 
定価
4,180円 (本体3,800円 )
発行日
1999年4月10日 
ISBN
ISBN978-4-87440-549-9/ISBN4-87440-549-5 
Cコード
C1021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
記紀における備後伝承について/備後地域における部民制と吉備政権/備後地域における国造制・屯倉制と大和政権/備後国の誕生/飛鳥・白鳳文化と備後における造形文化。
渓水社で購入する

購入冊数

オンライン書店で購入

この本の目次を見る
まえがき
     1 記紀における備後伝承について
はじめに
一、吉備品遅君と吉備品遅部雄セキ 
1 吉備品遅君の始祖伝承
2 備後地域における御名代(子代)
3 息長氏と吉備品治国造
4 吉備品遅雄セキの動向
二、婀娜国の屯倉設置
1 婀娜国の位置比定
2 吉備穴国造と和珥(春日)氏
三、「備後国司」と吉備の分割――備後国の誕生
1 「備後国司」設定の史実性
2 白雉献上と備後国の成立
小結(要約)
     2 備後地域における部民制と吉備政権(五・六世紀)
はじめに
一、備後地域における部民の分布状況
二、備後地域の御名代(子代)について
三、刑部および春日部と雄略朝
四、吉備の古墳と部民制
1 巨大古墳の衰退と部民配置
2 吉備の古墳と部民制
五、備後の御名代(刑部・春日部)と古墳群
1 庄原盆地における前方後円墳群
2 馬洗川流域における帆立貝形古墳群
六、品遅部と吉備品治・穴国造の始祖伝承――政治的備後圏の形成――
小結(要約)
     3 備後地域における国造制・屯倉制と大和政権(六世紀)
はじめに
一、大和王権と吉備の分氏伝承
二、吉備における国造と屯倉
三、吉備穴・品治国造成立の前段階と展開
1 芦田川流域における前半期古墳
2 婀娜国の屯倉設置と吉備穴国造
3 服部川流域の後期古墳と吉備品治国造
四、波久岐国造について
小結(要約)
     4 備後国の誕生――終末期古墳と白鳳期寺院(七世紀)
はじめに
一、「備後国司」と「三谷郡大領」
二、備後国の誕生と終末期古墳
1 亀石郡の白 貢上と天武期
2 芦田川流域における終末期古墳
3 常城築造と備後国の誕生
三、地域首長(評督層)と白鳳期寺院
小結(要約)
     5 飛鳥・白鳳文化と備後における造形文化
はじめに
一、飛鳥・白鳳文化の形成に関して
1 飛鳥・白鳳文化の時代区分
2 様式論における今後の課題
二、備後における造形文化の受容と形成
1 国造制の成立と大形横穴式石室墳の造営――朝鮮文化への憧憬と導入(飛鳥文化)――
2 終末期古墳と中央官人の派遣――渡来文化の移植(飛鳥文化か白鳳文化へ)――
3 備後国の誕生と地方寺院の創建――渡来文化の結実と日本文化の画期(白鳳文化)――
小結(要約)
結びに代えて
あとがき
戻る