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レベラー運動の研究
- 友田卓爾
- A5
- 480
- 10,450円 (本体9,500円 )
- 2000年2月25日
- ISBN978-4-87440-594-9/ISBN4-87440-594-0
- C3022
- 歴史・考古・民族/欧米
- 1部 革命議会の成立とロンドン民衆、2部 ロンドン民衆とレベラーズ、3部 レベラー運動の構造と展開、4部 レベラー運動の思想、レベラー運動詳細年表及び文献目録。
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- 序――問題の所在と本書の課題
第1部 革命議会の成立とロンドン民衆
第一章 ロード=ストラフォード体制の崩壊とロンドン民衆
はじめに
一 群衆のデモンストレーションと『根と枝』請願
二 怒れる群衆とストラフォード伯の処刑
三 セクトの集会と討論
四 分離主義への恐怖
第二章 『大抗告』とロンドン群衆
はじめに
一 「軍隊陰謀」・「出来事(インシデント)」・アイルランド叛乱
二 『大抗告』の出版
三 国王反対派によるロンドン群衆の動員
四 「カトリック陰謀」への警鐘
第三章 内戦への序曲
はじめに
一 徒弟・「若者たち」の反主教でもと騒擾
二 「キャバリアー」対「ラウンドヘッド」
三 五議員逮捕未遂事件
四 経済不況と地方の決起
第2部 ロンドン民衆および新型軍兵士の政治化とレベラーズ
第四章 「ロンドン大闘争」とレベラーズ
はじめに
一 ウェストミンスター宗教会議の動向とロンドン民衆
二 保守的市民の大衆請願
三 急進的市民の対抗大衆請願
四 「ロンドン大闘争」とレベラーズ
第五章 新型軍の政治化とレベラーズ
はじめに
一 「軍隊の危機」と『三月請願』
二 新型軍の政治化
三 政治化の推進者たち
四 オルガナイザーたち
第六章 新型軍の叛乱とレベラーズ
はじめに
一 『三月請願』を乗り越える地平
二 チレンデン中尉とアジテーター組織
三 兵士の叛乱
四 新型軍の政治化から急進化へ
第3部 レベラーズの政治運動と革命思想
第七章 パトニー選挙権論争における自然権のレトリック
はじめに
一 People観
二 Representative観
三 Constitution観
四 「絶対的自然権」の意味
第八章 レベラーズの社会的抗議と自然権のレトリック
一 反独占闘争の経済的・社会的背景
二 僧職者批判と「真の宗教」
三 法曹批判と「真の法」
四 領主・ジェントルマン批判
第九章 レベラー運動の組織化とアジテーション
はじめに
一 活字と民衆
二 政治綱領トプロパガンダ
三 自然・理性への訴え
四 プロパガンダから組織化へ
五 「大衆請願」による政治的結合――集会・署名・デモ
第十章 レベラ―運動の戦略と戦術
はじめに
一 反国王闘争から反長老派闘争へ
二 『大請願』から第一『人民協定』へ――議会長老派との闘争
三 『一月請願』から最後の『人民協定』へ――軍隊独立派との闘争
四 シー・グリーン色の記章を付けた男性市民・女性・若者の「大衆請願」
五 「軍事専制」へのプロテスト
終章 レベラー民主主義のオリジナリティ
はじめに
一 『人民協定』の権力規定
二 権力の非中央集権化構想
三 自然権思想における権力観
四 世俗的基盤にたつ「大衆請願」
五 レベラー運動の意義
結び
あとがき
レベラー運動関連年表/レベラーズ関連文献目録/人名索引