検索結果一覧

古代東大寺庄園の研究 

著者
丸山幸彦 
シリーズ
 
助成
00年度学術振興会助成 
判型
A5 
ページ
620 
定価
13,200円 (本体12,000円 )
発行日
2001年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-87440-639-7/ISBN4-87440-639-4 
Cコード
C3021 
ジャンル
歴史・考古・民族/日本
 
内容
北陸、畿内・中国地域、古代の東大寺庄園、阿波国新島庄に関し、本来存在していた関係文書群のあり方を復元・整理。8~10世紀大土地所有の特質を多面的に探究。
渓水社で購入する

購入冊数

オンライン書店で購入

この本の目次を見る
序論

     第一部 北陸における東大寺庄園群の展開
第一章 越前・越中・伊賀における東大寺庄園の展開
はじめに
一 越前国の庄園
二 越中・伊賀両国の庄園
三 東大寺庄園群全体のなかでの三国の庄園
まとめ
第二章 越前平野の村と道守庄
はじめに
道守庄関係文書
道守庄成立以前の越前平野
庄設置以後から一円化に至る間の動向
まとめ
第三章 越前諸庄園の経営
はじめに
一 桑原庄券の特質
二 足羽郡諸庄と広耳墾田の経営
三 桑原庄の経営
まとめ
     第二部 畿内・中国地域における東大寺庄園群
第一章 天平勝宝八年六月勅施入庄・所群の性格と機能
はじめに
一 勘渡状について
二 八世紀中期の山崎地域の東大寺庄園
三 大阪湾沿いの庄・所とその構成
四 大和国の庄・所について
五 造東大寺司の二大庄・所群の成立
第二章 水上交通路沿いの東大寺庄園
はじめに
一 庄面積の変動
二 庄域の景観復元
三 津および市と庄園
まとめ
第三章 山野河海の世界における東大寺庄園と村里刀禰
はじめに
一 七五〇年代の赤穂
二 七八〇・九〇年代の赤穂郡と島上郡

三 大同元年の占点地規制
四 民要地体制
まとめ
     第三部 阿波国新島庄の成立とその変遷
第一章 大河川下流域における開発と交易の進展
はじめに
一 関連史料批判
二 三地区の位置比定
三 低湿地開発の進展
まとめ
第二章 水上交通路としての南海道支道と東大寺庄園

はじめに
一 南海道支道をめぐって
二 勝浦地の位置および経営
三 瀬戸内海庄園群と新島庄
まとめ
第三章 九世紀における低湿地開発の進展と庄園返還運動
はじめに
一 承和七年の庄域調査
二 庄域の変遷
三 庄園回復運動の第二段階
四 開発化多雨道の展開と庄園回復運動
まとめ
付 章 新島庄関係文献解題
     第四部 一〇世紀の東大寺庄園
第一章 延喜庄園整理令と庄園
はじめに
一 延喜庄園整理令の内容
二 延喜庄園整理令の史的位置
延喜庄園整理令と官省符庄

まとめ
第二章 板蝿杣の形成と展開
はじめに
一 山の世界と盆地の世界
二 板蝿杣の第1期
三 板蝿杣の第2期
まとめ
余 論 篠山盆地における大山庄
はじめに
一 庄預・庄子と堪百姓
二 庄域内開発と庄預・庄子
三 開発・経営の担い手としての庄預・庄子
まとめ
戻る