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倫理と宗教の間 カントとキェルケゴールに関連して
- 宮地たか
- A5
- 260
- 5,500円 (本体5,000円 )
- 2002年3月20日
- ISBN978-4-87440-685-4/ISBN4-87440-685-8
- C1012
- 哲学・宗教
- 21世紀に求められる平和理念とは? カントとキェルケゴールの比較研究から模索する、斬新な平和構想。今日の深刻な課題、倫理と宗教の本質的諸問題を問う。
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- まえがき
第一章 カント哲学の体系性
1 批判哲学以前/2 認識の限界/3 善意志の概念
第二章 知の限界と宗教性について
1 カントとキェルケゴール/2 著作家の二面性/3 人間の罪と自由/4 カントの宗教論
第三章 美と善の関係をめぐって
1 問題の方向性/2 感情の観察/3 美的判断と直観/4 美の分析論/5 崇高の分析論/6 宗教性と崇高の感情
第四章 キェルケゴールの実存弁証法
1 美的から倫理的へ/2 野の百合と空の鳥/3 信仰への飛躍と同時性の概念
第五章 カントの純粋宗教信仰
1 道徳と宗教/2 善原理と悪原理の共在/3 善原理と悪原理の対立/4 宗教と不可視的教会/5 宗教における理性と愛/補足:ヨブ記の二つの解釈
第六章 教育に関連するもの
1 義務と愛について――ルソーとカント――/2 ローレンツ『鏡の背面』からのノート/3 言語表現についての一試論――ファサールとアダム・シャフとの対立――
注/引用・参考文献/あとがき――永久平和への祈願をこめて――/索引