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小学校対象 自覚的な表現者を育てる 小学校国語科の授業

編者
雲石「国語」の会 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
184 
定価
1,980円 (本体1,800円 )
発行日
2002年7月27日 
ISBN
ISBN978-4-87440-705-9/ISBN4-87440-705-6 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
 
内容
「確かな言葉の力をつけ」、「言葉を楽しみ、言葉をみがく」国語の授業をめざして研鑽を積むメンバーによる、書くことの指導をテーマにした授業の実践実例と論考2編。
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 序章 自覚的な表現者を育てる

子ども観の成熟と授業観の成熟と――自覚的な表現者への道――(田中瑩一)
 一 はじめに
 二 「異文化としての子ども」論のあとに――E・J・キーツが提示したもの
 三 授業観の成熟のために――検証・「なかよしクイズであそぼう」(一年)の授業

 第一部 自覚的な表現者を育てる国語科授業の提案

1 提案授業 単元 物語のおもしろさを――「三年とうげ」(三年)(授業者 瀧 哲朗)
 一 学習活動案
  1はじめに 2単元の構想 3活動計画 4本時の学習活動
 二 学習活動の実際(第二次、第一時・第二時)

2 授業カンファレンス 物語のおもしろさをどうとらえるか――「三年とうげ」の授業をめぐって
 一 提案授業の趣旨(授業者 瀧 哲朗)
  1自覚的な表現者を育てる授業の構想 2「三年とうげ」の授業のねらいとめあて
 二 鼎談と討議(鼎談 足立悦男・田中瑩一/司会 間瀬茂夫)

 第二部 自覚的な表現者を育てる国語科授業の実践

1 単元 「かたちづくりゲーム」をしよう(一年)(瀧 哲朗)
  1単元の構想 2単元の目標 3単元の計画 4授業の実際 5考察

2 単元 ぼくたち・わたしたちの『ことばずかん』をつくろう(一、二年複式学級)(昌子佳広)
  1はじめに 2単元の構想 3学習活動の実際 4おわりに

3 単元 せかいでひとつだけのえほんをつくろう(一、二年複式学級)(金山剛志)
  1単元の目標 2単元の構想 3単元展開計画 4授業の実際 5 学習を通して

4 単元 名前のひみつを調べよう(四年)(松田武彦)
  1はじめに 2単元の目標 3単元の計画 4第二次の実際 5第三次の実際 6 おわりに

5 単元 慣用句クイズ大会を開こう(五年)(森脇紀浩)
  1はじめに 2単元設定の意図 3単元の目標 4単元の計画 5授業の実際 6おわりに
 コラム ある日の授業から…宝さがしをしよう(二年)(山内由佳)/「ほかほか」「ふんわり」あたたかい(二年)(藤原さり)/台本作りと役割演技で学ぶ、場面に合った言葉遣い(四年)(池渕昌志)

 第三部 自覚的な表現者を育てる国語科授業の研究

1 表現と関連した説明的文章指導の検討――「どうぶつの赤ちゃん」(小一)の場合― ―(間瀬茂夫)
 一 問題設定
 二 授業記録検討の視点
  (一)教材から導かれる視点 (二)実践史的な課題 (三)取り上げる授業記録と国語学力観
 三 授業記録の比較検討
  (一)A実践の検討 (二)B実践の検討 (三)C実践の検討
 四 表現と関連した説明的文章指導の成果と課題
  (一)認識方法の指導の定着 (二)実践史的課題の視点から (三)書くことと結びついた学力育成の視点から

2 明治・大正期における日記文指導の研究――自覚的な書き手を育てる指導を求めて― ―(岡 利道)
 一 研究の目的
 二 研究の方法
 三 研究の結果
  (一)高橋省三の所論 (二)吉村九作の所論
 四 考察

 あとがき(橋本祐治)
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