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紛争の法社会学
- 小谷朋弘
- A5
- 264
- 3,850円 (本体3,500円 )
- 2003年3月25日
- ISBN978-4-87440-747-9/ISBN4-87440-747-1
- C3032
- 労働・福祉・生活
- 法社会学の立場から弁護士問題と離婚問題にアプローチする。弁護士問題ではクライアント間の関係、弁護士の意識の問題等を。離婚問題では熟年離婚や離婚給付の問題等を挙げる。
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- はしがき
序 説
1部 弁護士職の法社会学
第1章 弁護士アクセスの構造
1.問題の所在
2.弁護士職の可視性
3.紛争処理における弁護士の地位
4.弁護士アクセスと社会的距離
5.総括と課題
第2章 弁護士職の現代的性格
1.はじめに
2.紛争処理における弁護士の地位
3.弁護士業務の特質
4.弁護士の生活意識
5.おわりに
第3章 日常生活の中の紛争処理
1.はじめに
2.紛争の態様と処理過程の問題
3.紛争処理の構造
4.まとめ
第4章 医療事故と被害者救済――裁判と弁護士に焦点をあてて――
1.はじめに
2.医療事故の発生原因
3.医療裁判の問題構造
4.医療裁判と弁護士
5.医療裁判を超えて
2部 離婚紛争の法社会学
第5章 離婚紛争の諸過程
1.はじめに
2.離婚紛争の発生基盤
3.離婚紛争の処理方式
4.離婚紛争にともなう諸問題
5.おわりに
第6章 離婚紛争の処理過程――第三者機関の援助役割――
1.問題の所在
2.市民意識にみる離婚相談の相手
3.行政機関相談窓口の援助役割
4.家庭裁判所相談窓口の援助役割
5.女性センター相談室の援助役割
6.離婚紛争の処理における弁護士の援助役割
7.むすび
第7章 DV離婚と緊急保護施設
1.はじめに
2.離婚にみる暴力の実相
3.緊急保護施設としての母子寮
4.民間女性シェルターの援助役割
5.おわりに
第8章 高齢社会と離婚紛争
1.増加する中高年離婚
2.人生80年時代の家族のライフサイクル
3.ジェンダー差別の構造
4.中高年離婚の2つのタイプ
5.中高年離婚のゆくえ
補 論 法化論の射程
1.法化論の焦点
2.法化の概念
3.法化の問題と対策
4.法化論の地平
あとがき
索 引