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現代日本文学のポエジー 虹の聖母子
- 横山昭正
- 四六
- 244
- 3,300円 (本体3,000円 )
- 2004年3月25日
- ISBN978-4-87440-815-5/ISBN4-87440-815-X
- C1095
- 文学・語学/日本〈文学〉 一般書/文芸評論
- まどみちお・村野四郎・堀辰雄・志賀直哉の作品における比較文学的アプローチ。1虹の聖母子・2共感覚の詩・3村野四郎の詩法・4『風立ちぬ』小論・5志賀直哉小論。
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- まえがき
1 虹の聖母子―まど・みちおの詩のイコノロジー―
はじめに
一 「ぞうさん」のこと
二 「にじ」の解釈1
三 「にじ」の解釈2
四 まどと虹
五 虹とデンデンムシ
六 虹とテントウムシ―共感覚 synesthesia―
七 虹とスイミツトウ―カナンの地―
八 音楽
九 虹の音楽
十 聖母子図―授乳の聖母 Maria Lactans―
おわりに
2 共感覚の詩
はじめに
一 ボードレール「照応」Correspondances
二 響きと花
三 声と色、香りと色
おわりに―「精神と感覚との熱狂」―
3 村野四郎の詩法―「鹿」をめぐって―
はじめに
一 時間から空間へ
二 平易な語法
三 「すんなり立って」
四 比喩の冒険
五 ハイデッガー「終末への存在」 Sein zu Ende
六 「大きい森の夜」
おわりに
4 『風立ちぬ』小論―「生と死との絨毯」―
はじめに
一 幻影
二 死への接近
三 演劇性
四 振り向くオルペウス
五 リルケ「わたしのいのちはどこへまで届くか」
おわりに
5 志賀直哉小論―冥界からの帰還―
はじめに
一 『城の崎にて』
1都市から田舎へ/2町から自然、自然から町へ/3幽明境
二 『暗夜行路』
1反響と反映―尾道―/2火と水の結婚/3天と地の結婚―大山―
おわりに―「弧」をめぐって―
あとがき