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作文教育における文章化過程指導の研究
- 大西道雄
- A5
- 300
- 6,050円 (本体5,500円 )
- 2004年10月1日
- ISBN978-4-87440-834-6/ISBN4-87440-834-6
- C3081
- 国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
- 文章化過程に焦点をあて、歴史的先行研究の調査・考察から実践的検討をし、創構過程から文章作成活動へいたる展開の模索・解明を試みる。意見文研究の第3冊目。
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- まえがき(野地潤家)
はしがき
序 章 問題の所在と研究の目的及び方法
第一節 問題の所在
第一項「文章化過程指導」とは何か
第二項 創構過程指導に関する研究の概要
第二節 研究の目的
第一項 生成的文章指導観
第二項「場」と叙述様式の形成要因
第三項 支援・援助の方法
第三節 研究の方法
第一章 作文の構想過程指導に関する基礎的研究
第一節 昭和初期における作文の構想研究の討究(1)
――垣内松三・金原省吾の場合――
第一項 問題の所在
第二項 垣内松三の「構想論」と実証研究の検討
第三項 金原省吾の「構想論」と実証研究の検討
第四項 検討の集約
第二節 昭和初期における作文の構想研究の討究(2)
――西尾実の場合――
第一項 西尾実の「構想論」の成立過程の検討
第二項 西尾実の綴方作品の縦断的研究の検討
第三項 西尾実の構想研究の現代的意義
第三節 作文の構想過程モデル作成の試み
第一項 作文の構想過程に関する先行研究の整理と考察
第二項 作文の構想過程モデル作成の試み
第二章 作文の叙述過程指導に関する基礎的研究
第一節 文章の叙述様式成立に関する先行諸説の整理と考察
第一項 修辞学の場合――武島又次郎・五十嵐力・佐々政一について――
第二項 表現学の場合――松永信一・土部弘について――
第三項 文章論の場合――相原林司・長田久男について――
第二節 作文の叙述過程モデル作成の試み
第一項 作文の叙述過程モデル作成のための理論的仮説
第二項 作文の叙述過程モデル作成の試み
第三節 作文の叙述過程モデルの実践的展開に備えた授業の思考実験的検討
第一項 書く場の設定と創構活動
第二項 創構活動を発動させ、展開させる「境遇」の意識化と構想活動
第三項 実験的検証のための課題
第三章 作文教育における条件作文法の考究
第一節 作文教育における条件作文法の問題史的考察
第一項 上田萬年の課題・条件作文論
第二項 友納友次郎の練習目的論
第三項 和多史雄の条件作文論
第四項 巳野欣一の課題条件作文論
第五項 藤原与一の短作文論
第六項 大西道雄の短作文論
第七項 問題史的考察のまとめ
第二節 条件作文法に関する基礎理論的考察
第一項 条件作文法の基礎理論的考察
第二項 作文力形成の促進要因としての作文条件の体系的整理
第三項 考察の集約と課題
第四章 作文における文章化過程指導の実践的検討
第一節 小学校の場合
第一項 広島市立己斐東小学校の事例
第二項 福岡市立青葉小学校の事例
第三項 安田学園安田小学校の事例
第二節 広島市立安佐中学校の事例
第三節 鹿児島県鹿児島実業高等学校の事例
第一項 実践研究成果の整理
第二項 授業実践の分析と考察
第四節 実践的検討結果の集約
第五章 作文における文章化過程指導の臨床的実験的解明
――高等学校1年の場合――
第一節 臨床的実験的解明のための実験的調査仮説
第二節 検証のための授業形式による実験的調査の構成と実施
第一項 実験的調査の協力校及び協力者
第二項 調査のための作文単元の構成
第三項 作文活動の展開計画
第四項 実験的調査の経過の概略
第三節 実験的調査結果の分析と考察
第一項 分析の観点と方法
第二項 分析と整理
第三項 標本事例の抽出
第四項 抽出した標本事例の分析と考察
第四節 分析・考察の集約と課題
終 章 研究の総括と課題
第一節 研究の総括
第一項 文章化過程における構想過程指導の基礎的研究(第一章)の集約
第二項 文章化過程における叙述過程指導の基礎的研究(第二章)の集約
第三項 作文教育における条件作文法に関する基礎的考察(第三章)の集約
第四項 作文の文章化過程指導の実践的検討(第四章)の集約
第五項 作文の文章化過程指導の臨床的実験的解明(第五章)の集約
第二節 残された研究課題
引用・参考文献
あとがき