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まちづくりNPOの理論と課題
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- 序 章 本書の目的と方法・構成
序-1 本書の目的
序-2 制度とは何か―本書の視座
序-3 本書の概要
第1章 わが国におけるまちづくりとNPOの今日的概念
1-1 「まちづくり」とは何か
1-1-1 従来の「まちづくり」の定義
1-1-2 「まちづくり」の語源
1-1-3 本書における「まちづくり」の定義
1-2 「NPO」とは何か
1-2-1 混乱する概念
1-2-2 NPOの源泉
1-2-3 サラモンによるNPOの共通定義
1-3 日本のNPO
1-3-1 NPO法成立以前の法人形態と現在の概要
1-3-2 NPO法(特定非営利活動促進法)の概要
1-4 本書で取り上げるNPOの範囲
1-5 まちづくりNPOの定義と先行研究
1-5-1 まちづくりNPOの定義
1-5-2 まちづくりNPOについての先行研究
補論 NPO類似概念の整理―ボランティア、NGOなど
第2章 産業化以降の日本社会に見るNPOの存在理由
2-1 NPOの存在理由についての定説の検討
2-1-1 市場の失敗説
2-1-2 政府の失敗
2-1-3 市場の失敗・政府の失敗説の限界
2-1-4 マズローの欲求5段階説に依拠する説
2-2 市民型NPOの存在理由
2-2-1 NPOに期待される「公益」の問題性
2-2-2 日本の「公」と「私」の特徴
2-2-3 NPOの出現以前の非市場的な財・サービスの供給者
2-2-4 家計部門の縮退と非市場的取引の担い手の交替
2-2-5 家計部門の縮退とコミュニティの変容
2-2-6 都市型コミュニティ内のアソシエーションとしての市民型NPO
2-2-7 日本の「公」「私」と「共」概念
2-2-8 家計組織としての市民型NPO
2-3 市民型NPO以外のNPOの存在理由
第3章 制度としてのまちづくり・組織としてのまちづくりNPO
3-1 制度と組織
3-2 民間まちづくりの系譜
3-2-1 「まちづくり」と都市計画-国家高権から住民参加へ
3-2-2 民間まちづくりの主な流れ
3-3 運動としてのまちづくり
3-3-1 社会学系と都市計画学系の活動形態による類型化
3-3-2 社会学的な分類概念の限界
3-3-3 志向性による類型化
3-3-4 まちづくり運動の6タイプ
3-4 提案・自助型まちづくり運動の事例―建築紛争を中心に
3-5 制度としての「まちづくり」の条件
3-6 制度に沿わなかったケース
3-6-1 駒沢超高層ワンルームマンション事件
3-6-2 世田谷の欠陥住宅問題
3-7 まちづくりNPOと専門家
3-7-1 専門家が関与する理由
3-7-2 NPOとする理由
3-8 運動から組織へ―まちづくりNPOの生成過程
3-8-1 組織としてのNPO
3-8-2 組織化のパターン
3-8-3 まちづくりNPOの組織文化
3-9 まちづくりプレーヤーとしてのNPO
第4章 まちづくりNPOの抱える課題
4-1 まちづくり運動が抱える問題
4-2 まちづくりNPOの課題
4-2-1 まちづくりNPOの安定化戦略
4-2-2 地域密着型まちづくりNPOの課題
4-2-3 インターミディアリ型まちづくりNPOの課題
4-2-4 組織としての課題―キーパーソン型
4-2-5 組織としての課題―ネットワーク型
4-3 まちづくりNPOセクター全体としての課題
4-3-1 専門家の関与
4-3-2 悪質なNPOへの対処
4-3-3 財源としての都市計画税の可能性
4-3-4 大同団結すべき課題への対応
4-4 まちづくりNPOと建築紛争
4-4-1 なぜNPOが建築紛争に立ち向かうのか
4-4-2 建築紛争に対処するまちづくりNPOの課題
4-5 「建てる側」のNPOの可能性
終 章 本書の知見と残された課題
終-1 本書の知見
終-2 残された課題
終-2-1 理論から実証による補完
終-2-2 制度としての「まちづくり」の詳細分析
終-2-3 本書の知見についての分野的拡大
参考文献
あとがき
索 引