検索結果一覧
確かな国語力を育てる国語科授業の探究
- 山本名嘉子
- A5
- 202
- 1,980円 (本体1,800円 )
- 2005年9月20日
- ISBN978-4-87440-883-4/ISBN4-87440-883-4
- C3081
- 国語・漢文教育〈総論〉
- 一人一人に確かな国語力を身につけさせるために教育者としてどのように取り組めばよいか、様々な研究・実践成果から考察。授業の有り方、学校の教育改革まで広く提案する。
渓水社で購入する | |
---|---|
オンライン書店で購入 |
- まえがき
第一章 確かな国語力を育てる国語科授業の課題
1 確かな国語力を育てるために
(1)育てるべき学力を明確に
(2)国語力を育てる指導計画の作成と評価
2 主体的な国語の学習を育てるために
(1)子どもの側に立って授業を発想する―子どもをとらえる視点
(2)言語活動の必然の場に立たせる
3 確かな国語力の定着を図る単元の構成と展開
(1)単元検討の視点
(2)国語力の定着を図る単元の構成
(3)個に対応する手だての具体化
(4)一時間の授業の充実のために
4 豊かなことば学びの場を―家庭・地域を結んで
(1)生きたことば学びの場としての総合的学習
(2)生きた伝え合いの場―ゲストティーチャーの活用
(3)豊かな読書を育てる
5 授業力を高める授業研究のすすめ
第二章 主体的に学ぶ子どもを育てる国語科の授業を創る
1 主体的に学ぶ国語科の授業をつくるために
2 主体的に学ぶ子どもを育てる国語科単元学習の実践―福山市立山野小学校―
(1)教師を変えた子どものことば
(2)子どもが主体的に学ぶ授業づくりの基本
(3)国語科単元学習の実践へ
3 多様な読み方を学ばせて主体的な学びを育てる実践―安芸高田市立船佐小学校―
(1)多様な読み方を取り入れた単元構成の工夫
(2)「読むこと」、「書くこと」、「話すこと・聞くこと」を関連させた授業の実際
第三章 個に応じ、個を生かして確かな国語力を育てる授業実践
1 小学校における個に応じた指導の基本的な考え
2 個に応じる指導の目的
3 個をとらえる視点
4 個に応じる方法
5 個に応じる多様な授業形態
6 個に応じる指導の配慮点
7 興味・関心と習熟度に応じた指導によって書く力を伸ばした授業の実際―廿日市市立平良小学校―
1単元構成と個に応じる取り組み/2ステップアップ短作文指導計画(5年)/3単元「いろいろな方法で調べて伝えよう」の授業計画と展開/4授業結果について
8 平良小学校の実践に学んで
第四章 評価を生かして基礎・基本の国語力を育てる授業実践
1 評価の目的を明確にして授業に生かす
2 評価を生かして授業を変える実践研究の実際―東広島市立寺西小学校―
(1)授業を変える評価についての構想
(2)診断的評価を生かした授業の事例―単元「教えてあげるたからもの」2年―
(3)形成的評価を座席表に記入して授業に生かす―単元「ヤドカリとイソギンチャク」4年―
(4)自己評価を育てる
(5)自己評価を生かして課題別学習を―単元「イースター島にはなぜ森林がないか」6年―
(6)第6学年の授業研究のまとめ(『平成16年度研究紀要』から)
第五章 確かな国語力を育てる単元の計画
1 確かな国語力を育てる授業の視点
2 国語科の単元を創る
(1)単元づくりの基本構想を持つ
(2)単元の構想を確かめる
(3)単元の全体計画を作成する
(4)言語活動を具体化する
3 授業の目的を明確にした学習指導計画案を作成する
(1)実践課題の明確化を図った学習指導計画案
(2)研究主題についての取り組みの具体化を図った学習指導計画案
4 単元の展開計画を作成する
第六章 確かなことば学びの場を創る
1 生き生きとしたことばによる伝え合いの場に
2 意欲を高める言語活動を組織する
3 教えることを大切に―指導者の意識と言語技術の指導―
4 伝え合い・学び合いの技術の指導
5 学習過程における一人一人の学びの支援
第七章 学校を変える 教師を変える 授業研究の取り組み
1 教師の意識を変える授業研究
2 廿日市市立宮園小学校の授業研究
(1)三年単元「もしもの国へ行ってみよう―ぼくもわたしも小説家『世界でたった一つの本』を作ろう」
(2)参観した教師から子どもたちへ
(3)この授業までの授業者の取り組み
(4)授業後の授業についての話し合い
(5)授業研究の態勢づくり
(6)取り組みの成果
(7)共に学び合うための学校づくり―校長のリーダーシップ―
(8)宮園小学校の授業研究について
3 尾道市立久保小学校の授業研究
(1)授業観の見直し、授業研究の意識を耕す
(2)目指す授業作りのための具体的な取り組み
(3)授業の評価を取り入れ、授業研究の質を高める
(4)授業研究の実際
4 授業研究の課題
(1)改めて授業研究の意義を
(2)授業研究の目的を明確にして
(3)授業研究を主体的に
(4)授業後の話し合いを充実させる手だてを
(5)授業についてのまとめの重要性
まほろば講話 二十一世紀を生きる力―コミュニケーション能力を高めよう
あとがき