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ヒッタイト語における指示詞の研究 ―指示詞体系におけるa-の統語論的記述を中心として―

著者
松川陽平 
シリーズ
 
助成
 
判型
A5 
ページ
224 
定価
4,950円 (本体4,500円 )
発行日
2005年9月20日 
ISBN
ISBN978-4-87440-895-7/ISBN4-87440-895-8 
Cコード
C3087 
ジャンル
言語学〈英語・その他〉
 
内容
ヒッタイト語の指示詞a-を全ヒッタイトテキストから歴史的、共時的に記述・機能分析し、apa-、ka-との間の統語論的相関関係を明らかにする。
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序 論
第1章 ヒッタイト語、指示詞および研究目的
 1.1 ヒッタイト語
 1.2 ヒッタイト語の研究史
 1.3 直示・指示詞・照応形の概念
 1.4 直示の概念
 1.5 指示詞の機能
 1.6 照応形の機能
 1.7 指示詞と定冠詞の類似点・相違点
 1.8 直示的無漂指示詞
 1.9 インド・ヨーロッパ語の指示詞
 1.10 ヒッタイト語の指示詞
 1.11 a-の先行研究と機能
 1.12 先行研究の問題点と論文の目的
 1.13 方法論・資料体・用語の定義

本 論
第2章 a-のテキスト内照応と外界照応に関する歴史的・共時的記述
 2.1 a-の歴史的出現分布に関する先行研究と検討
 2.2 a-の歴史的出現分布
 2.3 a-の指示形容詞用法と指示代名詞用法
 2.4 a-の共時的分析:テキスト内照応と外界照応
 2.5 a-の外界照応用法
 2.6 a-の外界照応と限定表現の特徴
 2.7 a-、apa-、ka-と関係節限定、同格節限定
 2.8 テキスト内照応と外界照応における先行詞とa-との結束性

第3章 a-、ka-、apa-の外界照応における直示性について
 3.1 apa-、ka-の外界照応における直示機能
 3.2 外界照応・テキスト内照応におけるa-、apa-、ka-と直示述語
 3.3 時間の直示性に関するa-、apa-、ka-の相関関係
 3.4 人称の直示性に関するa-、apa-、ka-の相関関係

第4章 インド・ヨーロッパ語の指示詞体系とヒッタイト語の指示詞体系の相関関係と問題点
 4.1 インド・ヨーロッパ語、ラテン語、ヒッタイト語の指示詞体系
 4.2 ラテン語とヒッタイト語の指示詞体系の相関関係
 4.3 まとめ

結 論

ヒッタイト語の指示詞a-の統語論的機能

 補遺1――a-の語源、定冠詞形成過程と音韻論・形態論における問題点
 補遺2――ヒッタイト語の指示詞とシュメール語、アッカド語の指示詞との対応関係と問題点

参考文献
あとがき
索  引
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