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アテナイの前411年の寡頭派政変と民主政
- 堀井健一
- A5
- 512
- 8,800円 (本体8,000円 )
- 2008年3月14日
- ISBN978-4-87440-996-1
- C3022
- 歴史・考古・民族/欧米
- テラメネスの政治行動に焦点をあて古代民主政期アテナイの前411年の400人の寡頭派政変と5000人政権を事件後約80年を経たアリストテレスの記述から再検討、再解釈を試みる。
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- 英文要旨
序 章 問題の所在
第1部 前411年の寡頭派政変
第1章 前411年の寡頭派政変の概要
第2章 前411年の寡頭派政変についての史料の検討~トゥキュディデス『歴史』とアリストテレス『アテナイ人の国制』
第1節 前411年アテナイのシュングラペイスについて
第2節 Aristoteles, Ath. 30-31と五千人政権の国制
第3章 前411年の四百人の寡頭派政変の原因について
第1節 アテナイ民主政に内在する問題
第2節 前411年の寡頭派政変の性質
第2部 五千人政権の時代とテラメネス
第4章 四百人処罰とアテナイ内政動向
第1節 四百人政権直後の四百人処罰
第2節 デモパントスの条令以後の四百人処罰
第3節 四百人処罰とテラメネス
第5章 五千人政権の国制
第1節 暫定の国制とテラメネス
第2節 将来の国制
第3節 五千人の国制
第3部 いわゆる「パトリオス=ポリテイア」問題とテラメネスの政治思想
第6章 ニコマコスのいわゆる「法典編纂」作業について
第1節 ニコマコスの前期の「法典編纂」碑文について
第2節 ニコマコスの前期の「法典編纂」作業について
第3節 ニコマコスの後期の「法典編纂」碑文について
第4節 ニコマコスの後期の「法典編纂」作業について
第7章 パトリオス=ポリテイアとテラメネス派の政治思想
第1節 民主政期アテナイにおけるパトリオス=ポリテイア
第2節 クレイトポン動議とパトリオス=ポリテイア
第3節 アリストテレス『アテナイ人の国制』におけるテラメネス評価
第8章 前4世紀のギリシア人ポリスの危機とアテナイ民主政
第1節 ポリスの危機と反民主制の声
第2節 前4世紀のアテナイ民主制におけるポリスの危機を回避させた要因
終 章 結論
文献目録
後 書 き
初出一覧
索 引