学術図書の出版について

小社では日本学術振興会(科学研究費補助金(研究成果公開促進費))助成による出版を積極的に行なっております。

2023年度申請分につきましてはご依頼多数につき受付を締め切らせていただきました。
ご理解賜りますと幸甚です。

一般学術書・学術資料が対象ですが [注]、科研費による研究成果や学位取得論文は優先的に採用されるようです。申請書類作成のおてつだい(見積書と発行部数積算書の作成)も有料でいたしますので、是非ご応募ください。 詳細は小社担当者に直接ご照会ください。

[注] 「個人又は研究者グループが、学術研究の成果を公開するために刊行しようとする学術図書又は、我が国の優れた学術研究の成果を広く海外に提供するため、日本語で書かれた図書・論文を外国語に翻訳・校閲及び刊行するもの。」

「科学研究費補助金(研究成果公開促進費)」申請手続き

日本学術振興会助成「科学研究費補助金(研究成果公開促進費)」の手続等は次のとおりです。

~多少の変更があるかもしれませんのでご注意ください~

時期 詳しい内容

9月頃~
公募開始

※「公募要領」「申請書類」等は日本学術振興会のホームページから〈http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html〉ダウンロードしてください。

研究機関に所属されている方は、応募書類を機関ごとに取りまとめるようになっております。提出期限は学振の期限とは異なりますので、一度、所属機関の事務室などにお問い合わせください。
(なお、どこの所属機関にも属さない方は、上記には当てはまりません)

11月中旬
申請書類提出

申請時の原稿提出 (A4サイズに統一)が義務づけられました。
 提出した原稿は返却されませんので控えをお持ちください。

※申請書類のうち、見積書と発行部数積算書を作成します。原稿をお送りください。

翌年4月
採否通知

※内定の場合は、再度書類提出

決定通知
(計画調書の日程で)編集・印刷作業を6月30日までに開始

翌々年1月
状況報告書提出

(1月10日現在で作成、1月20日締め切り)

2月末日までに刊行

本とともに実績報告書提出(厳守)

助成金について

・申請できる経費は、翻訳・校閲経費と直接出版費(組版・製版・刷版・印刷・用紙・製本代)です。

・助成額は一般的に申請金額の4割~7割程度です。(その差額については著者にご負担をお願いする場合があります。)

見積書作成について

見積書作成には作成料をいただきますが、弊社でご出版のときはお返しいたします。なお作成には1週間程度ご猶予ください。詳しくは弊社担当者にご照会お願いいたします。

連絡先

広島市中区小町1-4(〒730-0041)

電話 082-246-7909   FAX 082-246-7876
E-mail: info@keisui.co.jp (担当 木村まで)

・いただいたご質問をまとめました。「よくある質問」をご覧ください。

日本学術振興会助成をうけた弊社刊行書籍

R3年度 戦後古典教育実践史の研究 古典(古文)教材の授業活性化の展開
相互行為能力の諸相 共構築・ナラティヴ・自己形成
R2年度 「物語の創作」学習指導の研究
相剋の日韓関係史
H31年度 造形的イメージ操作の分析による思考の解明と造形教育カリキュラムへの適用
説明的文章の読解方略指導研究―条件的知識の育成に着目して―
国語科クリティカル・リーディングの研究
言語生活の拡張を志向する説明的文章学習指導 ─「わからないから読む」行為を支えるカリキュラム設計─
H30年度 ポストコロニアル台湾の日本語作家
ブルーナーの方法
教員養成を担う 「先生の先生になる」ための学びとキャリア
H29年度 〈まなざし〉の教育学
「関係概念」に基づく古典教育の研究
学級の教授学説史
H28年度 説明的文章の読みの学力形成論
明治期大日本教育会・帝国教育会の教員改良
古代メソアメリカ周縁史
接続助詞ケドの発話解釈過程と談話展開機能
H27年度 8つの知能を生かした教科横断的な英語指導法
インド鍵盤楽器考
知的障害児の指導における課題遂行の促進
H26年度 20世紀メキシコにおける農村教育の社会史
キリシタン遺物の考古学的研究
対話を用いた英語ライティング指導法
H25年度 読者反応を核とした「読解力」育成の足場づくり
近代沖縄教育と「沖縄人」意識の行方
現代フランスの前期中等物理・化学教育改革に関する研究
沖縄から考える「伝統的な言語文化」の学び論
近代移行期の日朝関係
H24年度 説明的文章の学習活動の構成と展開
近世イングランドの年季奉公人
昭和戦前期の綴り方教育にみる「形式」「内容」一元論
H23年度 チョーサーの英語の世界
ファルスの世界
高等学校国語科の教科構造
H22年度 芥川龍之介編『近代日本文芸読本』と「国語」教科書教養実践の軌跡
ラピタ人の考古学
教育文法的観点による日本人英語学習者への冠詞指導
ギャスケルで読むヴィクトリア朝前半の社会と文化
沖縄語音韻の歴史的研究
H21年度 English in Ireland
タイ国家と文学
米国都市学区における学校選択制の発展と限界
近世日本における『学び』の時間と空間
ドイツにおける通信簿の歴史
H20年度 イスラエルのアラブ人キリスト教徒
H19年度 アメリカ合衆国におけるインクルージョンの支援システムと教育的対応
ギッシングを通して見る後期ヴィクトリア朝の社会と文化
H18年度 業績測定による地域経営戦略
中国人留学生・研修生の異文化適応
日本語会話におけるターン交替と相づちに関する研究
英作文推敲活動を促すフィードバックに関する研究
ジョン・ロック『寛容論』の研究
H17年度 第二言語コミュニケーション力に関する理論的考察
STUDIES IN CHAUCER'S WORDS AND HIS NARRATIVES
VOCABULAIRE DE L'ANCIEN FRANCAIS
H16年度 カント超越論的論理学の研究
台湾漢民族のネットワーク構築の原理
保健体育科教育における肥満羸痩概念の基礎的検討
第二言語不安の理論と実態
Product and Process in the L1 and L2 Writing of Japanese Students of English
H15年度 Cyber Election Campaigning: U.S. Presidential Election 2000
北アイルランド小説の可能性
日中比較による異文化適応の実際
近世瀬戸内海地域の労働社会
徂徠学の教育思想史的研究
世界諸言語の地理的・系統的語順分布とその変遷
H14年度 幕末維新期漢学塾の研究
サヌカイトと先史社会
六朝楽府文学史研究
古期ドイツ語作品集成
明治三十一年から始まる鴎外史伝
国際協力による自動車部品相互補完システム
大学英語教育における教授手段としてのポートフォリオに関する研究
H13年度 イランの口承文芸 ―現地調査と研究―
様々なる結婚のディスコースと女性主体
トーマス・マン ―神話とイロニー―
中世アーサー王物語群におけるアリマタヤのヨセフ像の形成
H12年度 ルターとメランヒトンの教育思想研究序説
六朝都督制研究
自立した老後―米中西部小都市と周辺地域の歴史人類学的研究―
周縁からの挑発 ―現代アイルランド文学論考―
Cncordance du Rorman de Renart d'apres l'edition γ
古代東大寺庄園の研究
国際金融問題 ―アフリカ、アジア、ヨーロッパの抱える問題―
中国経済の産業連関
マルチメディア語学学習教材の開発と評価
教員養成史の二重構造的特質に関する実証的研究
H11年度 カント解釈の問題
時令説の基礎的研究
ヘラクレイトスにおける「プシューケー」論への展開
ISLAM IN SOUTHEAST ASIA
文選音決の研究