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芥川龍之介編『近代日本文芸読本』と「国語」教科書 教養実践の軌跡 

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著者
武藤清吾 
シリーズ
 
助成
2010年度学術振興会助成/第35回日本児童文学学会特別賞受賞 
判型
A5 
ページ
810 
定価
10,450円 (本体9,500円 )
発行日
2011年2月25日 
ISBN
ISBN978-4-86327-137-1 
Cコード
C3081 
ジャンル
国語・漢文教育〈国語教育史〉
 
内容
芥川の個性的な編集になる『読本』に採録の作品の題材と文体を分析、彼が中学生に何を体験させ感じ・考えさせようとしたかを明らかにし、「文芸的教育論」の目論見を解明する。書評
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序文 神戸大学名誉教授 元・早稲田大学教授 浜本純逸
序  早稲田大学教授 千葉俊二


序 章 研究の目的と方法
 第一節 研究の目的と課題
 第二節 研究の方法
 第三節 構成の概要と研究の意義

第一章 芥川龍之介編『近代日本文芸読本』と文芸実践
 第一節 『近代日本文芸読本』というカノン
 第二節 第一集の特徴
 第三節 第二集の特徴
 第四節 第三集の特徴
 第五節 第四集の特徴
 第六節 第五集の特徴
 第七節 『近代日本文芸読本』の教養実践

第二章 文芸読本と文芸実践
 第一節 文芸実践家 菊池寛と芥川龍之介
 第二節 菊池寛編『新文芸読本』の文芸実践
 第三節 『赤い鳥』実践の教養観

第三章 垣内松三の「国語」読本
 第一節 垣内松三「創造的読方」論と「国語」読本
 第二節 垣内松三編『国文選』の特色

第四章 岩波編輯部編『国語』の教養実践
 第一節 西尾実の教養論と教材論
 第二節 岩波編輯部編『国語』の特色
 第三節 松尾芭蕉の教養実践に学ぶ認識的実践論の意義と課題
 第四節 教養実践としての紀行と叙景

結 章 研究の総括と展望
 第一節 研究の総括
 第二節 研究の展望

あとがき
初出一覧
対象文献一覧
参考文献一覧
資料編
 1 芥川龍之介編『近代日本文芸読本』総目次、収録作家と
   作品名、収録作品の主題、縁起・序・凡例、初出と梗概
 2 菊池寛編『新文芸読本』総目次、収録作家と作品名、
   文種別収録数、菊池寛編『現代文章軌範』総目次、序文、収録作家と作品名
 3 垣内松三編『国文学大系 現代文学』(改訂七版・初版)総目次、「例言」及び
  「目次」(改訂七版・初版)、作家と作品一覧(改訂七版・初版)
 4 垣内松三編『国文選』総目次、作家と作品一覧(現代文・古典)
 5 岩波編輯部編『国語』総目次
 6 一九世紀・二〇世紀前半の「国語」読本、副読本一覧
 7 二〇世紀前半の「国語」科に関する諸法令(抄)
 8 年表

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