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ことばの授業づくりハンドブック 中学校・高等学校「書くこと」の学習指導 ―実践史をふまえて―
- 田中宏幸[浜本純逸監修]
- ことばの授業づくりハンドブック
- A5
- 272
- 2,750円 (本体2,500円 )
- 2016年3月15日
- ISBN978-4-86327-340-5
- C3081
- 国語・漢文教育〈作文・表現教育〉
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- はじめに 本書編集のねらいと使い方[田中宏幸]
序 章 「書くこと」の授業デザインのために[浜本純逸]
一 着想と構想とレトリック
二 佐々政一の視点論とコンポジション論―大正期の作文指導―
三 「書くこと」と思考力の育成
四 思考力の内容の解明
五 単元的展開からアクティブ・ラーニングへ―指導方法の究明―
六 漱石の三層表現と思考力育成の帯単元
第一章 「書くこと」の授業づくりの基本的考え方[田中宏幸]
一 「書くこと」の授業づくりがもたらすもの
二 「書くこと」の機能と指導の意義
三 「書くこと」の授業づくりの現代的な意義―学習指導要領の改訂を踏まえて―
四 現代中等教育における「書くこと」の指導の問題点
五 「書くこと」の学習指導過程に沿って
第二章 文章表現の基礎力を高める[金子泰子]
一 はじめに―実践上の課題と考察対象選定の理由
二 書き慣れるために
三 短作文から始めよう
四 高校一年生を対象とした単元学習「書くことの喜びを共有する」
五 単元計画と学習指導の実際
六 おわりに―これからの課題―
第三章 「話すこと・聞くこと」との関連指導[坂口京子]
一 はじめに
二 スピーチと「書くこと」との関連指導
三 聞き書きにおける関連指導
四 授業づくりのヒントとこれからの課題
第四章 実用的文章としての手紙の指導とその形式の活用[三浦和尚]
一 はじめに
二 「手紙」の指導の多様性
三 実用的文章としての手紙の内容の指導
四 手紙の形式を用いた学習指導
五 おわりに
第五章 「読むこと」との関連指導―中学校―[藤井知弘]
一 「読むこと」と「書くこと」をつなぐ実践上の問題意識
二 授業実践例
三 結語
四 「読むこと」と「書くこと」をつなぐ取り組み
第六章 「読むこと」との関連指導―高等学校―[高山実佐]
一 はじめに―実践上の課題と考察対象(実践事例)選定の理由
二 実践事例について
三 授業づくりのヒントとこれからの課題
第七章 論理的な文章(意見文)を書く―中学校―[五十井美知子]
一 はじめに―実践上の課題と考察対象(実践事例選定の理由)
二 実践事例について
三 授業作りのヒントとこれからの課題
第八章 論理的な文章(意見文・小論文)を書く―高等学校―[井上雅彦]
一 はじめに
二 実践事例について
三 授業づくりのヒントとこれからの課題
第九章 詩歌を創る(詩・短歌・俳句)[児玉 忠]
一 授業実践上の課題
二 創作指導の目標と授業実践例の選択
三 実践事例
四 これからの課題
第十章 小説・物語・脚本を書く[武藤清吾]
一 はじめに
二 小説を読んで続き物語を書く指導(中学校)
三 創作文を作成して批判し合う学習指導(中学校)
四 生活言語をもとに脚本を作成して演出する指導(高等学校)
五 授業作りのヒントとこれからの課題
第十一章 年間指導計画を立てる[伊木 洋]
一 年間指導計画の作成にあたって
二 授業実践史に見る年間指導計画の実際
三 「書くこと」の年間指導計画作成のヒントとこれからの課題
結 章 これからの表現指導(展望)[田中宏幸]
一 生徒たちが抱える課題と指導改善のポイント
二 本書における提案
資料 中学校国語教科書(平成28年度版)における「書くこと」の課題一覧
索引
執筆順(平成28年3月時点)
浜本純逸(はまもと じゅんいつ) 神戸大学名誉教授・元早稲田大学特任教授
田中宏幸(たなか ひろゆき) 広島大学大学院教育学研究科教授
金子泰子(かねこ やすこ) 元長野大学・早稲田大学非常勤講師
坂口京子(さかぐち きょうこ) 静岡大学教育学部教授
三浦和尚(みうら かずなお) 愛媛大学教育学部教授
藤井知弘(ふじい ともひろ) 岩手大学教育学部教授
高山実佐(たかやま みさ) 國學院大學文学部准教授
五十井美知子(いかい みちこ) 元文教大学非常勤講師
井上雅彦(いのうえ まさひこ) 立命館大学文学部教授・京都教育大学連合教職実践研究科教授
児玉 忠(こだま ただし) 宮城教育大学教授
武藤清吾(むとう せいご) 琉球大学教育学部准教授
伊木 洋(いぎ ひろし) ノートルダム清心女子大学文学部准教授