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ナチュラル・ヒストリーのよろこび ―「田舎」に遊び、歴史に学ぶ―
- 中林光生
- 四六
- 256
- 2,750円 (本体2,500円 )
- 2022年5月10日
- ISBN978-4-86327-593-5
- C0045
- 一般書/随筆
- 大学で教鞭をとる傍らG.ホワイトの書簡に打たれ自らナチュラリストとして自然とそこに生きる物たちの生態を観察し続けた心の記録。
既刊書好評発売中→「街なかのタマシ」・「柳林のヤマセミたち」。
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- まえがき
挿絵一覧
第1章 ナチュラリストの肩書
1 山の小道
2 先達ギルバート・ホワイト
3 ナチュラリストの資質
4 スコットランドのナチュラリスト
5 ビーグル号のダーウィン
第2章 身近な自然に旅をする
1 山腹の自然
2 不思議の日本庭園
3 タマシギの田んぼ
第3章 生き物をそっと見る
1 自分の目で見る
2 レンズを通してみる
2-1 レンズ越しに凝視する
2-2 雄と雌の振る舞いを見た
タマシギの場合
ヤマセミの場合
動作・表情
つがいの状況
声による表現
3 そっと覗くよろこび
ハイドを用意する
第4章 思いは時空をこえて
1 遠くを見る
山腹の楽しみ
2 山を下りて人々と活動
新たな仲間と出発
シギ・チドリを調べ始めた
3 三本の柱が立った
第5章 情緒的な観察者
1 絵のような山小屋
2 アナグマの森
3 ツミが来た
4 科学と心
ギルバート・ホワイトの場合
ダーウィンの場合
フィリップス・ゴスの反応
第6章 河原の自然はものがたる
1 道ができた
2 年中この河原にいる鳥たち
ホオジロが見得を切る
ウグイスはノイバラのなか
黒い眼帯をしたモズ
小さく快活なエナガ
3 春と秋の鳥たち
ノビタキが来た
エゾビタキが来た
4 この河原で冬を越すものたち
チョウゲンボウと遊ぶ
河原にも歌い手がいる
冬空に響くルリビタキの囀り
5 昆虫たち
乱舞するウラギンシジミ
静かな赤とんぼ
蝶が河原で冬を越す
6 獣
音もなくシカは現れた
7 花の咲く草と木
ツメレンゲが咲いていた
スイカズラが咲きだした
マユミが咲いた
サクラソウが咲いた
引用文献
あとがき
索引